顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2020/01/20

百貨店の「2025年問題」

本日の話題は、閉店が続く百貨店についてです。
2019年は全国で10店舗以上が閉店しているとのことですが、百貨店の苦戦は10年以上まえから見られた現象です。

 

市場推移を見てみると、2004年には7.88兆円の市場規模だったのが2016年には5.98兆円まで縮小
2014年頃には、当時8%への消費増税や訪日外国人による爆買い効果もありましたが、微増・微減を繰り返す横ばい程度の推移に留まっています。

 

昔は高いブランドイメージなどが作用し永らく小売業の頂点に君臨していた百貨店ですが、この苦戦の原因は、郊外型のショッピングモールの出現、ユニクロ、ニトリなどの専門店やコンビニの台頭など、さまざまな要素があげられるでしょう。

 

百貨店と言えば「ゆりかごから墓場まで」何でも揃っていることが強みでしたが、各分野・市場に特化したカテゴリーキラー(専門店)が登場することで徐々に顧客を失っていったのです。

 

昭和の時代の百貨店は、屋上の小さな遊園地などもありファミリー層が主要な顧客層でした。
しかし、ターゲット顧客であったファミリー層は郊外のショッピングモールに奪われてしまい、今は経済的に余裕がある中高年の女性がターゲットになっています。

 

こうなると百貨店は、かつてのターゲット層であった団塊世代が全員後期高齢者となる2025年には、更なる需要減少の直撃を受けることになります。
ある調査によると、利用頻度について「ほとんど行かない」が37%、「利用経験がない」が8%で4割を超える消費者が百貨店を利用しないことが分かりました。

 

いずれにせよ百貨店は、これまでの「経済力のあるシニア層」に絞った戦略からの脱却が必要になってくるでしょう。
今後、百貨店がどのような顧客層をターゲットに戦略を組み立てていくのか非常に気になるところです。

 

==============
【引用記事】
【百貨店の閉店ラッシュ】消費者の意識の変化が地方店舗の売上を直撃!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00001513-fujinjp-life
==============

 

お読みいただきありがとうございました。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら