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2019/12/05

テクノロジーが変えるお店の未来

米トイザらスが、店舗体験を強化したうえでオンラインとの接続性を高めたコンセプトで復活しました。
この「店舗体験」と「オンラインとの接続性」の融合は、これからの小売店のスタンダードになってくると思います。

 

本日の引用記事は、それにちなんで小売店舗に今後導入されていく可能性があるテクノロジーについてまとめられたものです。

 

・AIが需要を予測して自動発注
これまでも過去の天気や季節、時間帯などによる需要予測は行われてきましたが、実際には現場の担当者による経験則で補いながら発注業務を行ってきました
私は以前、カメラの販売店で営業していましたが、当時はフィルムカメラが主流であり、使用期限が短いフィルムの在庫管理には気を使っていたことを覚えています。

 

専門店において欠品という機会損失は大きなダメージになりますが、だからと言って過剰在庫も許されません。
この辺りのいわゆる「さじ加減」はノウハウが必要で、確かにベテランのスタッフでないと適正在庫を守ることが難しい属人的な業務と言えます。

 

これがもしAIを活用することで在庫管理・発注業務を自動化できるのであれば、スタッフはお客様とのコミュニケーションに注力できるので、人手不足の解消だけでなく、スタッフのモチベーションの向上、結果として店舗体験の強化につなげることができます。

 

・入店から退店まで人の動きをトラッキングする技術
カメラやセンサーを使った来店客の導線分析です。
アマゾンゴーでは、「レジに並ばなくてよい(商品を手に取って帰るだけ)」という顧客価値を創出するために同種の技術が取り入れられていますが、同時にこれは天井に設置されたカメラや商品棚のセンサーなどを活用することで顧客の店内動線をトラッキングし、購買だけでなく非購買行動をもデータ化できることを意味しています。

 

実は、10年以上前から顔認証システムなどを活用することで顧客導線の分析をしようと試みた小売企業は存在していました。
しかし個人情報保護等の観点で顧客の理解(同意)が得られず実現しなかったのです。

 

もし、単に天井に張り巡らされたカメラ等で顧客を追跡するような仕組みであれば、消費者は気味が悪く感じるでしょう。

 

では、これからこの技術がこれから普及する可能性が高いのは、なぜなのでしょうか。
ポイントは、顧客メリットです。
従来は企業メリットを優先していたために同意が得られなかったのですが、アマゾンゴーの場合は「出来立ての総菜」を「手に取って帰るだけ」という顧客メリットを創出することで、この仕組みが顧客に理解されたのです。
アマゾン・ゴーの店内に多くのカメラがあることがわかっても、来店客はカメラによってレジが無くなり便利な店が実現できている、と認識できるのです。

 

商品分析ではレジを通過することで得られるPOSデータから購買履歴を取得し消費傾向を分析していました。
しかし、この技術を活用することで「なぜ買ったのか?」だけでなく「なぜ買わなかったのか?」の仮説検証を行うことも可能になるでしょう。
また、店舗レイアウトを変更することによる売上への影響度合いを検証することもできます。

 

顧客の購買行動に関するデータとして、入店時に買うものを決めている人はごく一部で、80%以上の人はお店に行ってから買うものを決めている傾向にあります。
そういう意味で、需要予測や導線分析を活用した売り場づくりは効果的だと言えるでしょう。

 

それらを分析する上で重要なのは「顧客属性」
老若男女問わずではなく、「ターゲット顧客」の購買行動を分析することで、分析の目的がより明確になるはずです。

 

同じ未来型店舗であるアマゾンゴーの視察事例を掲載しておきます。
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■店舗視察事例:Amazon Go

店舗視察事例:Amazon Go

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お読みいただきありがとうございました。

 

 

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【引用記事】
小売店舗の未来形とは、AI需要予測や3D LiDARによる来店客の行動検知、指静脈決済などで貢献
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1911/25/news001.html
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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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