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2019/11/22

ケンタッキーが絶好調!?その戦略とは?

ケンタッキーフライドチキンが絶好調とのこと。
2019年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比8.5%増の380億円営業利益が約5.1倍の24億6600万円純利益が約5.2倍の18億9600万円

 

好調の理由として引用記事では、「500円ランチ」を中心にリーズナブルなイメージ戦略を展開したことで、「ハレの日」需要から「普段使い」のお店へと転身できたと分析しています。

 

確かにケンタッキーは美味しいけど高い・・・というイメージはあり、日本ではクリスマスや誕生日など「ハレの日」に食べるというイメージはありますね。

 

ところで、なぜクリスマスにケンタッキーを食べる人が多いのでしょうか?
クリスマスは、もともとキリストの誕生を祝う降誕祭というキリスト教の行事で、アメリカではファミリーイベントとしての意味合いが強い祝日のひとつです。
一方、現在の日本では恋人と過ごす年末の一大イベントとして浸透するにいたっています。

 

その「クリスマス」というキーワードから連想する場面も、年代によって差があるようです。
・ケーキを買って一家団欒
・子供がプレゼントをもらえる
・男女の愛の告白

 

このように日本では「ハレの日」として宗教に関係なくお祝いし、クリスマスにフライドチキンを食べると言う人も多いかと思いますが、欧米ではこの風習はありません。
海外の人々は、「なぜ日本人はクリスマスにフライドチキンを食べるのか?」と不思議がられているのだとか。

 

これも「バレンタインデー」や「土用丑の日」などと同じく、プロモーションの影響が大きいようです。
一説によると、1974年12月1日に「クリスマスにはケンタッキー」を広くアピールしようと考えキャンペーンが開始されたのがきっかけと言われています

 

さて、ケンタッキーの「500円ランチ」について消費者の反応を見てみると、
・以前より食べる回数は増えた。
・ビスケットやクリスピーが凄く小さくなったのは凄く残念、元の大きさに戻してほしい。
・ケンタは高いというイメージがあったが、500円ランチ発売と聞きつけ何度も足を運んでいます。
・こないだ500円ランチを初めて食べてみたけど、小さすぎて2回目はないかなーという感想。
・500円は、買いやすい値段!それにつきる。
などさまざまです。

 

まとめると、低価格なのは歓迎だが、これまでのケンタッキーを支えていたヘビーユーザーにとっては今後の品質面において心配する声もある、という感じです。

 

安売りは瞬発的には効果がありますが、消費者がそれに慣れてしまうと「エブリディ・ロープライス」のイメージが定着してしまい、ブランドイメージの低下につながりかねません。
引用記事にもありますが、ケンタッキーは昨年まで非常に厳しい経営状態が続いていました。
具体的な売上を見ると、2018年3月期は前年比1.7%減17年3月期が0.9%減です。

 

あの大塚家具も、2015年には世間を騒がせた親子ゲンカの「お詫びセール」や「年末セールで」瞬発的に黒字化しましたが、2019年1~9月期の決算では最終利益は30億6200万円の赤字となっています。
というより、2016年以降はずっと赤字が続いてる状況です。

 

ケンタッキーフライドチキンにおける今回の戦略転換が長期的にどのような影響を及ぼすのか、しばらく注目しておきたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
12月に頼らない「ケンタッキー」劇的回復のワケ
https://president.jp/articles/-/30919

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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