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2019/11/07

加速する小売業のショールーミング戦略

昨日に引き続き、実店舗のショールーミング戦略のニュースです。
ニトリがアプリを使った新たなサービスを展開するとのこと。

 

ニトリと言えば、2019年2月期決算において32期連続の増収増益を達成しています。
注目すべきは、通販事業の売上高が前期比27.3%増の389億円にものぼり、連結売上高に占める通販売上高の比率は約6.4%に達しています。

 

コストをかけ運営している店舗が、売り上げを伴わないショールームになることに悩む小売企業は多いです。
しかし、ニトリは先日紹介したヨドバシカメラ同様に、積極的に「ショールーム化」を戦略として取り入れています。

 

両社に共通しているのは、ショールーミング戦略の前提としてITを活用したデータベースマーケティングを実施していること。
ニトリでは、
・関東都心部のEC比率が他の地域に比べて20%高い
・店舗で購入した客の67%がネットで商品を閲覧
・ネットで購入した顧客の68%が店舗で商品を見ていた
というデータを基に
・都心部のお客様の方が地方に比べて「より店舗をショールーム代わりにしている」
と仮説をたててマーケティングを展開しています。

 

そして今回は、家具の「コト」売りを実店舗で展開するとのことです。
ひとつが、インテリアの専門アドバイザーが3Dシミュレーターを使って、自宅のトータルコーディネートを提案するインテリア相談サービス。
そしてもうひとつが、店舗とECを融合させアプリを使った新しい購買体験を提供するというもの。

 

具体的には、スマートフォンで撮影した写真、SNS・雑誌に掲載された写真から該当の商品を検索できたり、探している商品が店内のどこにあるのかマップ表示するサービスのようです。

 

これからの小売業は、O2O戦略を核として積極的にショールーム化を進めるか、徹底的に実店舗の経験価値を高めるか、の選択に迫られるでしょう。

 
下記は、ピックアップサービスはもちろん、看板やプライスカードも全て手作りしている究極の経験価値を提供するスーパーの視察事例です。
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■店舗視察事例:TRADER JOE’S(2018)
http://kokyakudaicho.com/2018/11/02/%e5%ba%97%e8%88%97%e8%a6%96%e5%af%9f%e4%ba%8b%e4%be%8b%ef%bc%9atrader-joes2018/
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お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
ニトリ/「リンクス梅田」にECとリアル融合店、アプリで新購買体験
https://www.ryutsuu.biz/store/l110621.html

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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