顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2019/09/30

「ゴーストレストラン」の可能性

いよいよ10月から消費税が10%に増税されますが、一方で、テイクアウトや宅配、出前は8%の軽減税率の対象となります。

 

この軽減税率の適用と時短ニーズの増大、そして「UberEATS(ウーバーイーツ)」に代表される「飲食宅配代行サービス」の普及で、宅配ビジネスは今後さらなる普及が予測されます。

 

今は実店舗を持つ飲食店が副業として宅配ビジネスに参入しているケースが多いですが、少しずつ宅配専業という新しい形態のレストランが増えています。

 

それが「ゴーストレストラン」
昨今、メディアで特集されていますが、ゴーストレストランとは実店舗を持たず、デリバリーのみでサービスを展開するレストランのことです。

 

似た言葉に「シェアレストラン」がありますが、これは店舗として契約している賃借人が、(賃借人が営業をしていない時間帯に)別のオーナーに飲食店として転貸をする形態です。
例えば、夜にBarとして営業しているお店が、昼のランチ時にカレーのお店を展開したいオーナーに貸すという感じです。

 

一方でゴーストレストランは、クラウドキッチン(調理する場所を貸すサービス)などを利用することで、飲食店としての実店舗もたずに宅配専業として展開するビジネスモデル。

 

飲食宅配代行サービスは一般的に手数料が35%から40%近く必要になりますが、それでも自社で配達員を確保する必要がないですし、ホールスタッフも必要ありません。
設備投資や家賃なども削減できるので、「事業失敗のリスク」が低いというメリットが特徴としてあげられるでしょう。

 

しかし、この「事業失敗のリスクの低さ」は同時に参入障壁の低さにもつながりますから、今後は競合他店が爆発的に増えることも予想されます。
また、実店舗とちがい立地という「シンボル」が無いため、WEBやSNSなどのメディアを活用しブランドが認知される努力が必要となります。

 

そのため想定されるターゲット顧客、例えばオフィス街のビジネスマン向けなのか、週末のファミリー層向けなのかなどの選定と、その利用シーンに最適化されたメニュー開発が必要になります。
さらに競合店に対する独自性がないと、認知してもらうことが難しくなるでしょう。

 

報道ではゴーストレストランのメリットばかりが強調されている気がしますが、結局のところ「誰に」「何を」「どのように」というストーリーが明確でないとビジネスが成立しないのは店舗経営共通のテーマということでしょう。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら