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2019/09/05

「所有」から「利用」の時代へ

唐突ですが、サブスクリプションエコノミーが拡大しています。
サブスクリプション・エコノミーとは何でしょうか?
サブスクリプションとは「継続課金」のことですが、従来型の「販売」を重視する売り切り型ビジネスモデルとは違い、継続課金してくれる顧客との長期にわたる関係を重視した新時代のビジネスモデルのことです。
最近では、飲食店でもサブスクリプションを導入する事例が増えてきました。

 

一方、これまた拡がりを見せているのがシェアリングエコノミー
これは、個人が所有する利用可能な資産を、それを必要とする人々の間で貸し借りや交換することで成り立つ仕組みのことです。
カーシェアリングなどが代表例ですね。

 

「サブスクリプション」「シェアリング」双方に共有しているのは、所有型から利用型へと、その消費スタイルが変化していること。

 

私は、店舗マーケティングの実践について重要なことは、
「誰に」:ターゲット顧客はどんな人なのか?
「何を」:ターゲット顧客の(お店や商品の)利用シーンに最適化された価値は何か?
「どのように」:それを実現する手段は何か?
この順番でストーリーを創ることだと指摘してきました。
これを個人的に「利用シーンマーケティング」と名付けています。

 

まだ飲食店におけるサブスクリプションは「定額制」の域を脱していませんが、それによって消費者の生活に「何がもたらされるのか?」という価値提供がなされると、飲食店に対する新たな利用シーンが生まれる可能性を秘めていると思います。

 

実際、音楽もレコードやCDといったモノを所有する時代が長らく続いてきましたが、今や音楽配信サービスを通じて「利用」する時代へとライフスタイルが変化しています。
好きな曲をストックして聴くだけでなく、アーティストや楽曲の「発見」という新しい利用シーンが生まれています。

 

日本レコード協会の統計によれば2018年の日本の音楽コンテンツ市場は、CDなどのオーディオレコード市場が1,576億円で前年比9%の減少であったのに対し、音楽配信市場は645億円で前年比13%増というように音楽配信の市場規模は年々拡大しており、所有型の音楽市場から代わりつつあるようです。

 

「所有」から「利用」という新しい時代におけるマーケティングでは、消費者の価値観やライフスタイルを把握し、店舗がそれに最適化された「利用シーン(店舗体験)」を提供できるかがより一層重要になってくると思います。

 

利用シーンマーケティングについて考察した過去の記事です。
参考になれば幸いです。
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■繁盛店になる為の利用シーンマーケティング

繁盛店になる為の利用シーンマーケティング

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お読みいただきありがとうございました。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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