顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2019/07/09

Amazonのリアル店舗、共通点は「体験」

本日は、Amazonの「体験型店舗」の話題です。
引用記事では、レジなしコンビニこと「Amazon Go」、そしてリアル書店である「Amazon Books」、アマゾンドットコムのセレクトショップである「Amazon 4-star(アマゾン・フォー・スター)」の3つのリアル店舗を紹介しています。

 

それぞれの店舗で共通しているのは、ターゲット顧客に最適化された「店舗体験」

 

現在では、あらゆるものを取り扱っているアマゾンですが、最初は書籍の販売からスタートしました。
それは偶然ではなく、綿密なマーケティングの結果によるものでした。

 

アマゾンは、まず次の2つの要素を調査します。
①「誰に」:Eコマースの利用者は「どんな人」なのか?
②「何を」:「彼らのニーズ」は何なのか?

 

その結果、
③「どのように」:膨大な量が扱え、且つ容易に検索が可能なオンラインショップで「書籍」を扱う。
という結論に達したのです。

 

つまり、先にターゲット顧客を設定し、そのニーズを把握したうえで「Eコマースで扱うと効果的な商材」を選定したという点がAmazonの成功のポイントと言えます。
このことからも、アマゾンは「顧客を知ること」に非常に熱心な企業であることが分かります。

 

そんなAmazonが展開するリアル書店である「Amazon Books」ですが、現在では17店舗を展開するチェーン店となりました。
特徴は、多くの書籍が表紙が見える「平積み」「面陳列」となっていること。
書店では、特に定番商品では「棚差し」と呼ばれる背表紙を見せて陳列する方式が採用されることが多いですが、Amazon Booksは「本好きな人」をターゲットに、「話題の本は何か」を訴えかけるショールームの機能に特化した売場となっています。
アマゾンドットコムで購買が可能な仕組みを持っているAmazonだからこそ可能な「体験型店舗」です。

 

2017年にニューヨークでオープンした「Amazon 4-star(アマゾン・フォー・スター)」は、アマゾンドットコムでカスタマーレビューで4つ星以上(最高5つ星)を獲得した商品を中心に、ニューヨーカーに人気の品物を取り扱う新しいタイプのリアル店舗。
おもちゃやゲーム、家庭用品、書籍などが店頭に並び、来店客は、スマートスピーカー「エコー」や電子書籍端末「キンドル」といったアマゾンの自社製品を店頭で体験することができます。

 

一方、アマゾン・フォー・スターについては、店内での商品の見せ方や販促の方法、また品揃えなどに問題があるという指摘も。
確かに、あらゆるジャンルの商品を扱うセレクトショップとしてみればコンセプトが分かりづらいと評価することもできます。
オンラインショッピングの課題である「体験できない」ことを解決するためのセレクトショップですが、アマゾン・フォー・スターが今後多店舗展開するためには、ターゲット顧客と商品の品揃えを最適化する必要があるでしょう。

 

「Amazon Go」「Amazon Books」「Amazon 4-star」いずれの店舗も共通しているのは「店舗体験」。
オンラインショップの市場が伸び続ける現在、アメリカのリアル店舗生き残りの最大のテーマは、この「店舗体験」にあります。

 

実際に視察してきた体験型スーパーマーケットの事例を紹介します。
================
■「グローサラント」という新業態の考察

「グローサラント」という新業態の考察

================
アメリカのスーパーマーケット市場は、
①ウォルマートに代表される「1業態複数店舗」のスケールメリットを活かした価格勝負型の伝統的な店舗形態。
②「ホールフーズマーケット」や「ズーパンズマーケット」「ニューシーズンズマーケット」の様に、特定の顧客層に最適化されたターゲットを絞った店舗。
③「マリアーノス」や「イータリー」に代表される、食を楽しむことができる体験型の「イータテイメント」をコンセプトとした店舗。
と、この様に進化しています。

 

今後、実店舗においてはこの「素晴らしい体験」という価値を提供することが生き残りのカギとなってくると思います。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

日本未上陸!アマゾンのリアル店舗3業態
https://article.auone.jp/detail/1/3/6/114_6_r_20190625_1561428923161403

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら