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2019/05/31

脱・均質化で快進撃を続ける飲食店

東京は三軒茶屋で7つの飲食店をドミナント展開する株式会社和音人の紹介です。

 

同社は「ろんど」というお店を出店していますが、客単価2,000円の焼鳥店が多数ある三軒茶屋で客単価6,000円という高単価を成り立たせ、その他にも6店舗をドミナント展開しています。
それを成功させているのは「脱・均質化」「ターゲットマーケティング」にあるようです。

 

同社の理念は、「社員の夢が叶う会社」。
繁盛店に共通しているのは、理念経営を通じた従業員のモチベーション管理が徹底されていることです。
このお店も「理念を共有し足並みを揃えていった」とあることから、それがうかがえます。

 

しかし今でこそ7店舗展開している同社ですが、一度経営的な失敗を経験されています。
1号店は、2015年にオープンした「月山(がっさん)」。
開店直後にテレビで紹介されるなど軌道に乗り、2号店の出店へと順調に拡大を続けます。
そして、3店舗目のお店が「ろんど」
出店当時のストアコンセプトは「大衆酒場」でした。
つまりターゲットとなる顧客層を絞らなかったことで周囲の「客単価2,000円の焼鳥店」と競合し、苦戦を強いられることになったのです。

 

そこで、思い切ってターゲット顧客を「富裕層」に絞り、化学調味料や上白糖、グラニュー糖、精製塩などを一切使わず、厳選した地鶏を使う焼鳥店というように、ストアコンセプトを大きく変える事にしました。
また、ターゲット顧客の利用シーンを想定しカウンターや個室などの店舗デザインにもこだわります。
結果、ターゲット顧客である富裕層のお客様に支持を得られることに成功し繁盛店となったのです。

 

いまや7店舗を展開するチェーン企業となっていますが、同社の「同業態の店舗を出さない」という脱・均質化の戦略、そして狩野社長の「今、どっちを選ぶかなんです」という言葉は、「安さを極めるか」「質を極めるか」というターゲットマーケティングの重要性をとても明確に教えてくれていると思います。

 

毎度おなじみとなりましたが、約500店舗のチェーン企業でありながら「脱・均質化」戦略でファンを増やし続けているお店です。
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■店舗視察事例:TRADER JOE’S(2018)

店舗視察事例:TRADER JOE’S(2018)

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お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
外食業界の次世代をリードする和音人・狩野高光。『ろんど』の業態転換に見る「繁盛哲学」
https://www.inshokuten.com/foodist/article/5336/

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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