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2019/05/17

年々増加する訪日ベジタリアンへの対応

近年、日本を訪れる外国人観光客は右肩上がりで増えています。
日本政府観光局が2019年1月16日に発表したデータによると、2018年の1年間に日本を訪れた外国人観光客は約3,119万人でした。
その訪日外国人の5%がベジタリアンとも言われています。
本日の引用記事は、飲食店におけるベジタリアン対応に関するものです。

 

訪日外国人の推移と、ベジタリアンに関するデータをまとめてみました。
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【日本を訪れた外国人観光客数の推移】
2018年:3,119万人
2017年:2,869万人
2016年:2,404万人
2015年:1,974万人
2014年:1,341万人
 
【2018年 国別の訪日外国人観光客数】
1位 中国:838.0万人
2位 韓国:753.9万人
3位 台湾:475.7万人
4位 香港:220.8万人
5位 米国:152.7万人
 
【ベジタリアンが占める割合が高い国】
1位 インド
2位 メキシコ
3位 ブラジル
4位 台湾
5位 スイス



14位 日本
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台湾のデータを見ると「訪日ベジタリアンは100万人を超える」という引用記事の指摘も頷けます。

 

しかし、日本のベジタリアン比率を見ると、まだまだ私も含めて理解が足りていないのだと思います。
引用記事にもありますが、ベジタリアンといっても様々な生き方・考え方があります。
少し調べてみました。
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1) ビーガン(ピュア・ベジタリアン:純粋菜食)
食用・衣料用・その他の目的のために動物を搾取したり苦しめたりすることを、できる限り止めようとする生き方。
2) ラクト・ベジタリアン (Lacto-Vegetarian:乳菜食)
植物性食品に加えて乳・乳製品などを食べる人たち。
3) ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-Ovo-Vegetarian:乳卵菜食)
植物性食品と乳・卵を食べる人たち。牛乳や チーズなどの乳製品のほかに卵も食べるタイプで、欧米のベジタリアンの大半がこのタイプ。
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これ以外にも数多くのベジタリアンが存在しています。

 

単に「菜食主義」という理解のレベルでベジタリアン向けのメニューを出すと大きな失敗を招くことになります。
実際に、菜食中心のメニューをお出ししたところ「食べる事ができない」と拒否されたケースもあります。
ドレッシングやソースに一部乳製品などが使われていたケースです。

 

もし、訪日外国人とりわけベジタリアンへの対応を充実させる場合は、しっかりとターゲット顧客の文化や理念を理解して取り組んだ方が良さそうです。
日本ではまだニッチな市場ではありますが、ベジタリアンは増加傾向にあります。
ターゲットマーケティングをしっかり行うことで、ベジタリアンから強い共感を得られれば、それは強い来店動機につながります。

 

実際に食材をターゲット顧客層に最適化させているお店をいくつか紹介します。
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■店舗視察事例:セントラルマーケット

店舗視察事例:セントラルマーケット

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■店舗視察例:QUALITY FOOD CENTER

店舗視察例:QUALITY FOOD CENTER

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セントラルマーケットは、アジア人向けの野菜やお寿司などを充実させているスーパーマーケット。

 

クオリティ・フード・センターは、「Kosher(コーシャ)」というユダヤ教で定められている食べ物に関する規定に沿った売り場を充実させているスーパーマーケット。
更にクオリティ・フード・センターは、お花好きなユダヤ人(ユダヤ人街などでは周囲が鉢花などで装飾されています)のために、まるで植物園とも言えるレベルで装飾された見事な青果売場に注目です。

 

ここまでターゲットマーケティングを徹底するからこそ、特定の人々から強い支持を得ることに成功しているのです。
ベジタリアンへの対応を謳う際の参考にしていただければ幸いです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
ベジタリアン・ハラール対応は飲食店の新常識!? 早期対応でインバウンド需要を取り込む!
https://job.inshokuten.com/foodistMagazine/detail/217?ref=foodist

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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