顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2019/05/16

そもそもなぜマーケティングが必要なのか?

いきなり「そもそも論」なタイトルですが、マーケティングセミナーを開催した後でお客様から頂いたアンケートを見て、最近強く思う事があります。
それは、まだまだ店舗マーケティングが浸透していないなということ。

 

セミナーを通じて、
「顧客台帳の管理がとても参考になった。」
「来店客の顧客台帳も活用していきたいと感じた。」
「『データ』で見ると他にも色々と分かる部分があるのだと思った。」
など嬉しいお言葉を頂くのですが、逆に言えばマーケティングを科学的な手法で実践できていないお店が、まだまだ多いと感じています。

 

そこで、本日は改めて「なぜお店づくりにマーケティングが必要なのか?」について考えてみたいと思います。

 

そもそもインターネットもSNSも無かった昭和の時代は、中小個人商店が数多く立ち並んでいました。
当然、商圏も徒歩圏がメインとなり「売り手」と「買い手」が近しく「顔が見える関係」にありました。
したがってご近所さんとの取引がメインとなり、常連さんへの「ご贔屓戦略(=CRM)」がごく自然に展開されていたわけです。

 

そして人口増加や時代の発展と共に商圏が拡がり、マスマーケティングの時代に入ります。
一度に出来るだけ数多くの人に告知するマーケティング手法です。
この時代の情報伝達の流れは、告知側からの一方通行。
これはモノが売れていた時代のマーケティング手法で、代表的なくキャッチコピーは「より良いモノを・より安く」です。

 

時代が進みインターネットやSNSの普及で商圏が拡がったことで、「売り手」と「買い手」が遠く離れた(曖昧になったという表現が近いのかもしれません)「顔が見えない関係」の中でお店を展開していかなければならない時代になりました。
つまり「顔が見えない相手」に対して、競合店舗との差別化「知らせて(告知)」、かつ「理解してもらう(知覚)」必要が出てきたわけです。

 

私はいつも、「誰に」「どんな価値」を提供するお店なのかというコンセプトを明確すること、そしてそれを象徴する「言葉(=ブランド)」を創る必要性を訴えていますが、これは「顔が見えない相手」に対して貴店の独自性を理解していただく為に必要なことだからです。

 

ネット社会の情報伝達経路は「双方向」です。
マスマーケティングの時代のような告知側からの一方通行だけでなく、消費者も様々な手段でお店の情報を簡単に検索できる時代となりました。
つまりネットやSNSの普及で商圏が曖昧になり、遠く離れた人々ともネットを通じて情報交換が可能な時代では、ストアコンセプトに対する「共感」が重要であるということ。
「共感」できる相手に向けたOne to Oneマーケティング、パーソナライゼーションがより重要な時代です。

 

数多くの競合店がひしめく中で「共感」を得るためには、お店や商品のブランド価値を伝える言葉(=ブランド・ステートメント)が明確である必要があり、更にはそれを伝達するメディア戦略も必要になります。
メディアというと広告物やWEBサイトなどを想像しますが、それだけではなく「店舗」「商品」「人」もメディアの一部です。
更には、伝達すべき内容と、それを表現する手法とで一貫性を持たせる必要があります。
・店舗:コンセプト → 店構え
・商品:コンセプト → パッケージ
・人:接客 → ユニフォーム
これらに一貫性を持たせる(=ストーリー性を持たせる)ことで、初めてお客様が貴店のコンセプトを知覚でき「共感」につながるのです。

 

今日は、セミナーを受講していただいた方々のアンケート結果を基に、マーケティングの必要性について考察してみました。
少し先になりますが、2019年8月27日(火)・28日(水)・29日(木)に東京ビッグサイトで開催される「外食ビジネスウィーク2019」にてまたセミナーを開催することになりました。
参加をご希望される方、詳しい内容をお知りになりたい方はメッセージください。

 

ブランドづくりの詳細については、下記のページをご覧ください。
================
■地域密着型店舗のブランドづくり

地域密着型店舗のブランドづくり

================

 

お読みいただきありがとうございました。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら