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2019/04/15

まだまだ続く「アマゾンエフェクト」

あまり煽りたくはないのですが、またまたO2O戦略の加速による既存の小売業の危機、いわゆるアマゾンエフェクトに関するニュースです。
スイスの金融機関であるUBS(Union Bank of Swiss)の調査によると「eコマースの売り上げが伸び続ける中、アメリカでは数万の小売店が閉店することになりそうだ」とのこと。

 

そのかず数万!

 

引用記事によると、eコマースが小売業全体の売り上げに占める割合は現在の16%から、2026年までに25%に増えると予測しています。
結果、飲食店を除く約7万5000の小売店が今後7年で閉店を余儀なくされるという試算です。

 

飲食業に携わっている方は「小売業の話だから・・・」と対岸の火事のように思っていると痛い目を見ることになるかもしれません。
何故かというと、このeコマースの売上伸長に対して、アメリカの既存の小売業が対抗策として出した答えが「経験価値の最大化」だからです。
これらeコマースの台頭に、アメリカの食品スーパーは実店舗に来て買い物をする体験そのものに大きな価値(経験価値)を見出していただける様に様々な工夫を凝らして対抗しています。
具体的には、「グローサラント」という新しい業態へと進化を遂げ、その他にも「ミールキット」というプロの料理人が半調理した食材をキット化して販売するなど、店舗全体で「食の体験」の価値を向上させているのです。
アメリカでは、一般的に食品スーパーマーケットのことを「グローサリーストア」と呼んでいます。
「グローサラント」とは、そのグローサリーストアにレストランの機能を加えた新業態です。
このスーパーマーケットのレストラン化(グローサラント)は、外食産業の新たな競合となる可能性があります。

 

またミールキットは、自宅に帰りキット化された食材を鍋に入れて火を入れるだけで、手軽にプロ並みの料理が再現できるというものなので、これも「外食」の機会を奪う可能性があります。
いま、アメリカではこのミールキットの販売事例が増えています。

 

この小売店の進化を参考に、飲食店も「美味しい料理を通じて、幸せな時間を過ごす」という経験価値を提供する場へと進化を遂げなければ、グローサラントが日本に進出して大きく展開した際に「競合」となりかねません。

 

グローサラントを詳しく説明した記事を紹介します。
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■「グローサラント」という新業態の考察

「グローサラント」という新業態の考察

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皆様の店舗における経験価値はなんでしょうか。

 

 

【引用記事】
2026年までに7万5000店が閉店! 小売業の崩壊はまだまだ終わらない ― UBSが指摘
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190414-00010003-binsider-int

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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