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2019/04/05

平成の外食産業を振り返る

新元号が2019年5月より「令和」となります。
そこで、今回の引用記事は終わりを告げる「平成」を、外食産業に的を絞って振り返ってみるという内容です。

 

その前に、令和元年となる今年は飲食店の経営に携わっている皆様にとって、非常に重要な案件が目白押しです。
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・2019年4月
入管法改正:外国人就労に必要な在留資格の対象業者が拡大。
⇒外食産業も対象に。
慢性化している人材不足の解消に向けて既に動いている企業もあるようです。
 
・2019年10月
消費税増税・軽減税率導入。
⇒「店内飲食」:標準税率10%、テイクアウト・宅配・屋台(テーブルや椅子などの設備がない場合):軽減税率8%
⇒テイクアウトなど軽減税率を利用したサービス展開も視野に入れる必要あり。
 
・2020年4月
飲食店禁煙化に関する法律が全面施行。
※例外
・資本金5000万円以下で客席100平方メートル以下の店舗は可
・今後開店する新店、大手チェーン店舗は分煙設備を設けることで可
・バーやスナックは喫煙可
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これらの変化に対応するため、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
場合によっては、今後の外食産業の在り方が大きく変わっていく可能性もあります。

 

その意味でも過去の外食産業の移り変わりを振り返ることで、今後の取り組みの参考になる要素があるかもしれません。
引用記事をまとめます。
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1.食べ放題業態の普及
バブル崩壊とともに始まった平成では、「安くたくさん食べられる」という点から食べ放題業態が大ヒット。
また、より低コストなメニューを求めてファミレスやファストフードが台頭し始めました。
ハンバーガーや牛丼、回転寿司などの安売り競争が象徴的でしたね。
 
2.スイーツ男子ブーム
スイーツ=女子という固定概念が崩壊。
引用記事では「草食男子」にも触れていますが、要するに外食産業が成熟し「価値観の多様化」が始まったということです。
 
3.プチ贅沢市場の伸長
プチ贅沢とは、マイホームや車などの大型消費ではなく、食やファッションなど自分にとって関心がある身の回りのものに「ちょっとだけ」贅沢をするという消費スタイルのことです。
平成の時代は、この「プチ贅沢」の市場が大きく伸びたことがマーケティングの上では重要な出来事です。
 
4.ビジュアルで提供する飲食店が増加。
スマホの普及と共に、Instagramなどに代表されるSNSにメニューを掲載するという「シェア(共感)」の概念が拡がりました。
それに対応して、「SNS映え」するメニューの需要が高まりました。
 
5.人材不足
もはやこれは外食産業の慢性的な課題になっています。
お客様の「飲食店への不満」の中で、トップ3に挙げられるのが
・スタッフを呼んでも来ない
・料理の提供が遅い
・衛生面
であり、苦情の多くが「人材面」に大きく関わっていることが分かります。
せっかく良い人材を雇用しても直ぐに辞められない様に、仕事の楽しさ・やり甲斐を伝える「理念教育」が必要です。
「Happy Employees Equal Happy Customers!」(従業員満足無くして、お客様満足無し)
これからの飲食店経営の最も大きな課題だと言えるのではないでしょうか。
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これらの市場の変化に対応できた飲食店が生き残ってこれたのだと思います。
例えば、上記1.2.3.4は、まとめると食に対する「価値観の多様化」です。
「SNS映え」というニーズも「美味しさ」とは別の付加価値を求める需要が高まったからであり、美味しい物を提供するだけではなく、美味しい物を通じて「幸せな時間を過ごしていただく」という経験価値を提供するマーケティングが必要な時代になったということです。

 

この様に多様化したニーズに応える為には、ターゲット層を明確にする必要があります。
例えば単価を上げて「プチ贅沢」市場を攻めるなら、どんなライフスタイルや価値観を持った人に「プチ贅沢」して欲しいのか、という具体的な利用シーンを想定したマーケティングがなければ「より高く」売る事が難しいからです。

 

いかがでしょうか。

 

平成の時代を一気に振り返ってみましたが、そこには価値観の多様化など市場の大きな変化がありました。
「生き残るのは、最も強い者でも、最も賢い者でもない。変化できる者が生き残るのだ。」
令和元年、外食産業にとっては早速「変化」が求められます。

 

変化に対応するには「顧客理解」が必要不可欠です。
是非、変化に対応できる「顧客台帳経営」を実現させてください。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
新元号「令和」に決定! 平成に思いを寄せながら飲食業界30年間の変遷をたどる
https://job.inshokuten.com/foodistMagazine/detail/212

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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