顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2019/03/06

日本にも「アマゾンエフェクト」が到来?

けっして脅したいわけではないのですが、アメリカの小売市場は本当に大変な状況です。
ネット通販最大手のアマゾンによる実店舗展開いわゆるO2O戦略により、アメリカの多くの小売店が廃業に追い込まれたと言われています。
これをアメリカでは「アマゾンエフェクト」と呼んでおり、2017年の1年で、アメリカの7000を超える小売業が廃業に追い込まれたというデータもあります。

 

しかしながら、この2019年に入っても小売業の廃業が止まりません

 

本日の引用記事によると、靴チェーン店でかつて全米ナンバーワンだったペイレス・シューソースが全米にある店舗2,500ヶ所を閉鎖するとのこと。
ランジェリー大手のビクトリアズ・シークレットも今年、北米に展開する53店舗を閉鎖
更に業績不振が続くGAPも主力チェーンを向こう2年間で230店閉鎖。230店舗のうち130店舗前後は年内にも閉鎖するそうです。

 

記事の筆者によると、
「オムニチャネル化が進んでいることで『お店(売り場)にお客が来て買い物をする』という、そもそもの前提が崩れていることによりアメリカではチェーンストア理論が陳腐化しています。」
と分析しています。

 

ここは大きなポイントです。
「お店(売り場)にお客様が来て買い物をする」ことに、お客様が価値を見出せるのか否か。
逆に言えば、「店舗体験」という価値を提供できるか否か。

 

実は、アメリカの革新的小売店では、この「店舗体験の強化」を生き残りの最重要戦略として取り組んでいます。
もちろん、それに併せて「店舗アプリ」による商品のピックアップサービスを展開するなど、利便性の強化にも努めています。

 

食品スーパーの事例を挙げると、アメリカでは食品スーパーマーケットのことをグローサリーストアと呼んでいます。
そして、そのグローサリーストアの「店舗体験の強化策」として出てきた新業態が「グローサラント」です。
これは、「グローサリーストア」に「レストラン」の機能を追加したものです。

 

イートインコーナーは日本でもありますが、グローサラントは「店舗体験」のレベルが違います
アマゾンエフェクト旋風が吹き荒れるなか、既存の小売店はこのように「店舗体験の強化」を推し進めているのです。
この流れがどうなるのか?
今後も、アメリカの市場推移を見守っていきたいと思います。

 

グローサラントの事例となる店舗を紹介します。
================
■店舗視察事例:EATALY

店舗視察事例:EATALY

 

■店舗視察事例:MARIANO’S

店舗視察事例:MARIANO’S

================

両店舗とも現地で撮影してきた動画が掲載されていますので、グローサラントとして強化された店舗体験を是非、ご覧ください。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
【大量閉店】、新たに450店のスクラップ発表!いずれ日本でもチェーンストア大量閉店?
https://blogos.com/article/361665/

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら