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2019/03/04

アマゾンが低価格スーパーを展開?

アマゾンは、2017年にオーガニックスーパーの代名詞であった高級スーパーのホールフーズマーケットを買収しました。
今回飛び込んできたニュースは、そのホールフーズ・マーケットとは別の食料品スーパーのチェーンを全米で展開する準備を進めているというものです。

 

もともとホールフーズは高級スーパーでした。
アマゾンに買収されてからは、値引きやセールを行っていますが、本質的な戦略や顧客層は変わっていないでしょう。

 

おそらく今回はホールフーズとは違う顧客層、具体的には低価格路線を狙った新たな店舗展開だと思われます。
このブログでは何度か紹介していますが、いまアメリカでは「ピックアップサービス」が普及しつつあります。

 

ピックアップサービスとは、
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顧客は店舗アプリを使い必要な商品を予め注文。
そして店舗スタッフが注文データに基づき商品をピックアップし保管。
顧客は自分の都合が良いタイミングでお店に行くと、注文した商品がまとめて受け取れる。
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これだと、家族で遊びに行き、帰りがけの夕方に商品を受け取ることも可能です。
夕方に買い物に行っても品切れしている商品が多く不便な思いをしている主婦にとっては、とても便利なサービスです。

 

もちろん、アマゾンもピックアップサービスを展開しています。
それが「アマゾンフレッシュピックアップ」です。

実際2018年に私もこの「アマゾンフレッシュピックアップ」の店舗に訪問しました。
店舗はいたってシンプルで、
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・オンラインで注文した商品を受け取るカウンター。
・商品の返品を受け付けるカウンター。
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この2つです。

 

仕組みは、上記で説明したピックアップサービスと同様です。
また、車で来た顧客には、車まで運んでくれるドライブスルーのサービスも展開しています。

 

しかし、写真を見ていただけると分かりますが、「返品コーナー」は長蛇の列ですが、受け取りのコーナーは閑古鳥が鳴いていました。


(返品目的以外のお客様はほとんど見受けられませんでした。写真の奥にはバックヤードが見えます。)

 

原因としては、ピックアップサービスを受けられる拠点の少なさ、つまり利便性が低いことが挙げられると思います。
奥にはバックヤードがあり新たに商品を購入することもできるとはいえ、やはりスーパーマーケットで体験できる「買い物体験」には及びません

 

そこで、今回ホールフーズとは違うブランド・顧客層のスーパーを増やし、「実店舗の買い物体験」と平行してアマゾンフレッシュピックアップサービスの拠点を増やしていくという計画ではないかと私は推測しています。

 

アマゾンの新たなO2O戦略が、更なる「アマゾンエフェクト」を巻き起こすのか、今後の展開に注目しておきたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
アマゾンが2019年末までに米国で新たにスーパー展開へ
https://jp.techcrunch.com/2019/03/02/2019-03-01-wsj-amazon-to-open-new-u-s-grocery-chain-separate-from-whole-foods/

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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