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2019/02/22

ミシュランガイド掲載店が提供する経験価値

本日紹介するのは、夫婦で経営する小さなお寿司屋さん「初音鮨(はつねすし)」というお店の事例です。
なんと、ミシュランガイド東京に10年連続で2つ星で掲載され、1年以上予約でいっぱいという人気店とのこと。

 

口コミを見ても、
「死ぬまでに一度は行きたい名店」
「感動の江戸前本鮪!」
「ボク(44才)にもサンタがやってきた」
「楽しくなきゃ初音じゃない!!!」
などなど、大好評のようです。

 

しかし、ただ「美味しい」だけでは、成熟した外食産業では強い来店動機を形成することはできません。
では、この初音鮨の人気の秘密は何なのでしょうか?

 

著者曰く、
「驚くばかりの“顧客価値の高さ”を提供してきたからにほかならない。」
とのこと。

 

詳しく記事を読んでみると、女将さんが癌を患った体験から、一期一会の精神でお客様にとって「その夜を最高の舞台とすること」を信念に経営するようになったそうです。

 

それは、美味しさだけではなく、接客サービスにも表れていました。
「ネタをひっくり返して舌に乗せ5秒間は絶対噛まない、飲み込まない!」
「ついに2018年の初音鮨は、5秒間待たずにそのまま待たずに食べちゃっていいです!」
「早速初音の親方のトークにより笑いが!このトークと握りが再び体験できるなんて、夢の様。」
「女将さんの元気な笑顔も見ることができ、これだけで十分です。」
「最後にマイベストワンを聞かれます。用意しておきましょう。で、店主とハイタッチです。」
など、ネタへの高評価もさることながら、サービス精神も旺盛でお客様を楽しませることにも一生懸命であることが分かります。

 

私は、飲食店にとって最も重要なのは「美味しい料理を提供する」ことではなく、美味しい料理を通じて「幸せな時間を過ごしていただく」ことだと思っています。
これを「経験価値」と言います。

 

中食や冷凍食品など、世の中に手軽で美味しい物が溢れかえっている現代だからこそ、貴店を利用することによる「経験価値」が最も重要なのです。

 

初音鮨の成功事例は、過当競争にある飲食店において「経験価値」の重要性を教えてくれていると思います。

 

経験価値について詳しく説明した記事です。
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■「モノ」ではなく経験価値という「コト」を売る

「モノ」ではなく経験価値という「コト」を売る

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初音鮨の多くの口コミにあるのが、親方と女将さんとの会話を楽しみながら美味しいお寿司をいただく、ことに価値を見出しています。
これこそまさに、初音鮨でしか経験できない価値を提供しているということです。

 

貴店で提供している価値は何でしょうか。
初音鮨の事例を参考に今一度、定義してみてはいかがでしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
蒲田の小さな鮨屋が世界的名店になったワケ
世界的企業にも通じる「顧客価値」の再発見
https://toyokeizai.net/articles/-/262301

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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