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2019/01/31

従業員満足で繁盛するフレンチレストラン

今回紹介するお店は、東京都港区南青山にある「L’AS(ラス)」というフレンチレストラン。
この「L’AS」は、2018年に従業員の給与を10〜15%もベースアップ、更にランチ営業を廃止、その上営業時間も短縮したそうです。
にもかかわらず、前年対比で売上・利益を下げることなく維持できているとのこと。

 

私の好きな言葉に「Happy Employees Equal Happy Customers!(従業員満足無くして、お客様満足無し)」というものがありますが、このお店も同様の理念で経営されています。
具体的には、従業員の給与アップ、更には仕事への満足度を高めるための工夫がなされています。

「効率化できる部分」と「削れない部分」の境目 

 

とあるように、このお店では従業員満足に繋がらない(付加価値が低い)仕事は、ITなどのテクノロジーを使い思い切って効率化を図っています。
一方で、従業員満足に繋がる(付加価値が高い)仕事、例えば調理などについては担当をシャッフルするなど、効率よりも「やり甲斐」を優先していることが分かります。

 

この従業員満足の結果とも言えますが、ネット上の口コミを見ると料理に関して満足されている方が多い中で、
「テンポよく、感じよく、サーブしてくれるサービススタッフ。」
「やっぱり、レストランでは楽しまなくては!!私たちはほんとに楽しく過ごせました。」
「でしゃばりすぎない、感じのいいスタッフさんたちもいい雰囲気を出しています。」
と、サービス面でも高い評価を得ることに成功しています。

 

このお店では、しっかりとしたブランドステートメントが作成できているからこそ、「効率化すべき仕事」と「効率化すべきでない仕事」の判断が明確にでき、それがそのまま店舗の価値へと繋がっているのです。
ちなみにブランドステートメントとは、正確に定義するとブランドの使命・価値・ポジショニングなどを明文化したものでブランドに関するすべての活動の拠り所ということになりますが、要するに「ブランドの文章化」です。

 

このお店では、従業員を連れてイタリアの農家や工場を見学しにいくそうです。
オーナーシェフの「僕にとって従業員ってすごく大事なんです」という言葉は、まさに「Happy Employees Equal Happy Customers!」が、このお店のブランドステートメントであることを表しています。

 

同じようにお店が「提供する価値」を明確にし、業務の効率化と非効率化とを最適化しているアメリカの店舗の事例です。、
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■店舗視察事例:Amazon Go

店舗視察事例:Amazon Go

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Amazon Goが提供する価値は、「出来立ての総菜を手に取って帰るだけ(レジに並ばなくてよい)」であり、忙しいビジネスマンに対する付加価値を最大化させるものです。

 

皆様のお店が提供する価値とは何でしょうか。

「私たちは、○○なお客様に、□□の価値を提供するお店です。」

 

 

これを機に、改めて文章化してみてはいかがでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。

 

【引用記事】
フレンチ名店『L’AS』の働き方改革。給与アップ、短縮営業でも利益をキープできた理由
https://www.inshokuten.com/foodist/article/5193/

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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