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2019/01/30

アマゾンを気しないトレーダージョーズの独自戦略

本日の引用記事は、言わずと知れた通販最大手であるアマゾンの利用実態と満足度調査に関するものです。

 

アメリカにおけるアマゾンのオンラインショップにおけるシェアは43.5%にものぼります。
2位以下は次の通り。
・イーベイ:6.6%
・アップル:3.9%
・ウォルマート:3.7%
いかにアマゾンがオンライン市場を圧倒しているかが分かります。

 

だからこそ、小売業者の40%が「容易にやめられない」と回答しているというのが実態です。
一方で、利用料については38%が「不満がある」と回答されています。

 

この点からも、大手のポータルサービスは集客力があるので便利ですが、それを企業のマーケティング戦略の主軸においてしまうと、大手の仕組みに取り込まれてしまいます。
やはり「オウンドメディア(自社媒体など)」の戦略が主軸にあり、大手ポータルサイトはサブとして上手く活用すべきです。

 

この点に徹底しているのが、アメリカの食品スーパーで世界的にもファンが多い「トレーダージョーズ」
ここのエコバッグを持って買い物をしている方が日本でも増えてきました。
私が現地で買ってきたトレジョのエコバッグです。

このトレーダージョーズは、1店舗につき2~3人の「アーティスト」と呼ばれる専任者がおり、看板やPOPそしてプライスカードにいたるまでを手作りしています。

 

現在、アメリカではピックアップサービスが普及しています。
ピックアップサービスは、顧客は店舗アプリを使いオンラインで好きな時間に生鮮食品を注文しておくことができます。
店舗スタッフは、顧客の注文データに基づき商品をピックアップし保存しておいてくれます。
そして顧客は、自分の都合が良いタイミングでお店に行くと注文した商品がまとめて受け取れるというサービスです。

 

とても便利な仕組みで、多くの食品スーパーが採用しており、徐々に利用率も高くなっています

 

しかしトレーダージョーズは、そのピックアップサービスすらも導入していません。
なぜなら、彼らのマーケティングの主軸は「素晴らしい店舗体験」だからです。
お店に来て買い物を楽しんでいただくことに注力しており、アーティストによる手作業の店舗づくりもその一環です。

 

独自のストアコンセプトと地元の方々に愛されるお店づくり、アマゾンエフェクトに負けないトレーダージョーズの戦略は、店舗の成長戦略として非常に参考になります。
私が見てきたトレーダージョーズの視察報告記事です。
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■店舗視察事例:TRADER JOE’S(2018)

店舗視察事例:TRADER JOE’S(2018)

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ピックアップサービスもクリアランスセールも、更には値引きも行わずに地元の方に愛されるお店づくりの秘密は「経験価値(店舗体験)」です。

 

皆さまのお店づくりの参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
アマゾンで販売「やめられない」 小売業者の7割、公取委調査
http://news.livedoor.com/article/detail/15945132/

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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