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2019/01/15

飲食店の海外進出で成功する秘訣

本日の引用記事は、飲食店の海外進出に関するものです。
私も、これまで数多くの飲食店を経営するオーナー様と打ち合わせしてきましたが、最近は本当に海外進出の話が多くなりました。

 

海外進出を成功させるポイントについては引用記事に詳しく記載されていますので、そちらをご覧ください。
私は、あくまでアメリカに限らず海外に進出する際に必要なマーケティングの側面で記事を読んでまとめてみます。

 

私が重要と感じたポイントは7つです。
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①アメリカでは和食に独自の解釈を加えた、つまり「ローカライズ」された和食が定着しつつある。
②「ローカル」の嗜好に合わせて和食をカスタマイズしていくことが、成功の鍵。
③人種が多様なので、どの方々に食べていただきたいのか、ターゲットを定めることが大事。
④1業態・多店舗のチェーン展開よりも、多業態・多店舗展開の方が望ましい。
⑤現在のミレニアルズ(35歳以下の若者)は、「良い車に乗りたい」「大きな家を買いたい」といった物欲がほとんどない。
 =自分自身が興味・関心があるものにはお金を払うというプチ贅沢市場。
⑥「地産地消」は北米でも人気。
 =ブランドがターゲットとしている「顧客層」と「提供する価値」を明確にする。
⑦オーガニック志向が高まっている。
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海外進出で成功させるポイントとしてマーケティングの側面からまとめると上記の様になります。

 

①から④は、ターゲットマーケティングに関するもの。
「誰に」「何を」「どの様に」の順番でストアコンセプトを組み立てていく手法です。

 

⑤は、上記のターゲットマーケティングをより詳細に展開した利用シーンマーケティングです。
1億総中流社会であった昔は、1戸建て住宅や大きく立派な車に乗ることが、皆のステイタスでした。
「いつかはクラウン」なんていうキャッチコピーが有名でしたね。

 

ところが最近の若い方は、家にも車にも興味ない、けど衣服や食べ物など「自分が関心あるもの」には贅沢をするという「プチ贅沢」という消費スタイルが定着しています。
実際、このプチ贅沢市場は年々伸びている傾向にあります。

 

このプチ贅沢のニーズを掴むためには、ターゲット顧客をより詳細に設定し、その「利用シーン」に沿ったお店づくりが必要になります。
・より具体的な顧客像である「ペルソナ」を設定する。
・そのペルソナはどんな価値観を持っていて、どの様な目的で自分のお店を利用されるのかを明確にする。

 

⑥⑦は、オーガニックやサスティナブルといったトレンドに関するものです。
ここを売りにするのであれば、ただの「ローカル」ではなく、生産者の顔が見える「ハイパーローカル」であることが必要です。
また、サスティナブル戦略では「地域貢献」や「従業員満足」も戦略的に取り込む必要があります。

 

こうしてみると「飲食店の海外進出」成功の秘訣は、アメリカに限らず
・地域のニーズを把握すること
・ターゲット顧客を設定すること
・ターゲット顧客のニーズに沿った独自性を持たせること
・トレンド(サスティナブル・オーガニック)を取り入れること
など、マーケティングの王道をしっかりと取り組むことが必要であるのが分かります。

 

「誰に」「何を」「どの様に」・・・一度皆様のお店に当てはめて考えてみてください。

 

今回の記事に関連したお店づくりを行っている、アメリカの革新的スーパーの視察事例です。
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■店舗視察事例:GIANT FOOD

店舗視察事例:GIANT FOOD

 

■店舗視察例:ズーパンズマーケット

店舗視察例:ズーパンズマーケット

 

■店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

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GIANT FOODは徹底されたローカライズ戦略
ズーパンズマーケットはペルソナの利用シーンを想定したいお店づくり。
そしてニューシーズンズマーケットは生産者の顔が見えるハイパーローカル戦略の事例としてそれぞれ参考にしていただけるかと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
日本の飲食店がアメリカで成功するには? 「北米進出セミナー」完全レポート
https://www.inshokuten.com/foodist/article/5171/

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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