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2019/01/09

2019年における外食産業トピックス

本日の引用記事は、昨日に関連して2019年度の外食産業における重大トピックスを列挙した記事です。

 

・4月より「働き方改革関連法」が施行
・消費税増税と軽減税率制度の開始
特にこの2点は、飲食店にとって非常に大きな課題と言えるのではないでしょうか。

 

慢性的な人手不足を課題とする外食産業にとって「働き方」をどう改善するか、は私も多くの経営者から課題として話を聞きます。
既に働き方を改革しているケースもありますが、成功している企業の共通点は給与や休日などの待遇面の改善だけでなく、「権限委譲」と「モチベーション向上」がセットになっているということです。
「改革」を狭義に捉え「就労時間を短くする」ことを強制するなど、トップダウン型の改革では逆効果になっているケースもあります。

 

「働き方改革」というより「働きがい改革」といったところでしょうか。

 

スタッフへの権限委譲による働きがい改革で繁盛店になった飲食店の事例です。
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■「焼とりの八兵衛」が繁盛店になった理由

「焼とりの八兵衛」が繁盛店になった理由

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このお店の社長は「私が頑張るのではなく、みんなが頑張れる会社をつくる」ことを理念としています。

 

同じ手法で店舗数を伸ばしているアメリカのスーパーの事例です。
単なる賃金向上だけでなく、地元への貢献・環境への貢献(サスティナブル)やスタッフへの権限委譲によるプロ意識やモチベーションの向上による「従業員満足」も働き方改革の一環だと思います。
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■店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

■店舗視察事例:NEW SEASONS MARKET(2018)

店舗視察事例:NEW SEASONS MARKET(2018)

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NEW SEASONS MARKET(2018)では、小規模ながら地元の農家によるファーマーズマーケットをニューシーズンズの敷地内で開催しているのが分かります。

 

狭義では競合になる直売所ですが「地元経済に貢献」するため、
・人材は地元から約90%採用
・ロス食品を有機肥料に変え、契約農家に無償提供
・売上の10%を(学校や自然環境保護団体など)地域の為に寄付
・そして、地元のファーマーズマーケットを経済的に支援
と、ニューシーズンズマーケットで働くことが従業員にとって「誇り」に思える取り組みを徹底して行っています。

 

もちろん賃金や休暇の充実は大切ですが、最終的な「従業員満足」を実現するにはモチベーションの向上が必要不可欠です。
上記の2つの繁盛店は、従業員にとって仕事が「私事」ではなく「志事」になっています。

 

もちろん待遇面が悪すぎると従業員にとって働くことが「死事」になってしまいます。
しかし待遇面の改善だけでは、自分の為に働く「私事」にしかなりません。
自分個人の満足だけでなく、お客様や社会全体への貢献意識という高い志を持って行う「志事」になって初めて高い生産性が実現できます。

 

先述しましたが、強引で形式的な「働き方改革」が返って従業員のストレスを増大させてしまっているというケースもあります。
権限委譲による自発的なモチベーションの向上といった「志」を伴うことで、真の「働き方改革」が実現できるのではないでしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
飲食店経営者が知っておきたい2019年の重大トピックス。消費税増税から入管法改正まで
https://www.inshokuten.com/foodist/article/5163/

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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