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2018/12/25

2019年の外食トレンド「イミ消費」とは?

本日紹介する記事は、ホットペッパーグルメ外食総研の竹田氏による2019年の外食消費トレンドに関するものです。

 

私が特に注目したのは、2019年に外食産業に求められる要素として、
・「極める」
・「イミ消費」
の2点を挙げていることです。

 

「極める」というのは、「質」若しくは「安さ」の追求を徹底するということです。
何度も申し上げている事ですが、超成熟社会となった現在では「より良いモノを・より安く」というターゲットが不鮮明な戦略は通用しません。
徹底的に安く売るか、付加価値を付けてより高く売るか、砂時計型の二極化された市場構成となっています。
記事中にもありますが、「本物志向」や「徹底的なB級感」などがそれにあたります。

 

それでは、「イミ消費」とは何でしょうか?
記事によると、
・モノ消費:美味しい料理を提供する。
・コト消費:美味しい料理を通じて、幸せな体験・時間を提供する。
・イミ消費:イートグッドやサスティナブルなど「貢献」をキーワードにした消費スタイル。
この様な定義がなされています。

 

ちなみに「イートグッド」とは、生産者→飲食店→消費者という流れの中で、「良い」ものを提供し楽しく食べようという三方良しの考え方です。

 

「サスティナブル」は、消費者や飲食店などの企業にとっての「良し」だけでなく、そこに住む人々や環境にとっても「良し」となる活動を心がけようという考え方です。
「イミ消費」は、ただ美味しいだけでなく、それを消費することで自然や社会に貢献できるという付加価値が含まれた消費スタイルという事のようです。

 

急に話が変わりますが、かつては「環境性能は商品力にならない」とされていた自動車産業ですが、ハイブリッド車「プリウス」の登場で、今や環境性能が自動車の大きな商品力になっています。
確かに「燃費が良い=経済的」だから支持されたという図式も成り立ちますが、プリウスが評価されたのは正に「サスティナブル」だったからです。
「エコカー」に乗ることで、オーナーは「自然環境の保護」という付加価値を手にすることが出来たわけです。
※実際に「エコ」なのかという技術論はこの際、割愛します。

 

中食が伸びていくなか、「外で食べる価値」を高めるイミ消費を実現する要素として、
・調理方法や食材にストーリー性を持たせ、それを伝える。
・消費者の利用リーンに合わせた接客サービスを行う。
という様な具体例を挙げています。

 

結局のところ「イミ消費」というのは「コト消費」の一部なのですが、とりわけ「価値の共感」に重点を置いています。
環境意識が高い方は、多少高くてもオーガーニック食材を買います。

 

重要なのは、「価値観」が合わない顧客に「イミ消費」を勧めても、文字通りイミがありません。
サスティナブルを売りにするのであれば、その価値観に共感する人々を集客し、イートグッドとしてそれを消費者に伝えるサービス展開が必要です。

 

イミ消費を成立させるにはターゲット顧客を設定し、その利用シーンを明確にして強い共感を得る必要があるということです。
そして強い共感を得る為に「誰に」「何を」「どの様に」・・・このストーリー展開が必要になります。

 

皆様の店舗の「イミ消費」とは何でしょうか?
2019年に向けて一度、考えてみてはいかがでしょうか?

 

イートグッド・サスティナブルを10年以上にわたり戦略的に展開しているスーパーマーケットを紹介します。
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■店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

 

■店舗視察事例:NEW SEASONS MARKET(2018)

店舗視察事例:NEW SEASONS MARKET(2018)

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イミ消費(貢献という価値の提供)を成立させるため、スタッフの雇用や出店計画に至るまで、サスティナブル戦略が徹底されているのがお分かりいただけると思います。

 

参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】
竹田クニ氏が読み解く2019年の外食トレンド。飲食業界の潮流からグルメキーワードまでを解説
https://www.inshokuten.com/foodist/article/5145/

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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