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2018/12/17

トライアルは「アマゾンエフェクト」にどう立ち向かう?

今回の引用記事は無料だと途中までしか見ることができませんが、それでも興味深い内容でしたので紹介します。
大変面白いことに先日紹介した食品スーパー「トライアル」のCIOを務める西川氏による「アマゾンエフェクト」対策に関する記事です。

 

トライアルは、店内のカメラとAIを活用し顧客の属性(性別・年齢)と導線(移動経路)を組み合わせたマーケティングを行ったり、トライアル専用アプリを使った完全無人決済の仕組みを取り入れたり、とITを使ったマーケティングに熱心な企業です。
そんなトライアルですが、アメリカで吹き荒れている「アマゾンエフェクト」をどう捉えているのでしょうか?

 

トライアルの取り組みについて興味ある方は、過去の記事をご覧ください。
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■日米の小売業における売り場づくりの違い

日米の小売業における売り場づくりの違い

 

■「トライアル」が無人営業の店舗展開を開始

「トライアル」が無人営業の店舗展開を開始

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西川氏が指摘する「進撃のアマゾン」いわゆるアマゾンエフェクトを創り出している要素のひとつめが、アマゾンが2017年に買収したオーガニックスーパー「ホールフーズ」を活用した「クリック&コレクト」サービスです。

 

私が2018年に視察したアメリカの食品スーパーでは、そのほとんどが「店舗アプリ」を導入していました。

 

そのアプリでどんなサービスするのか?

クーポンやお知らせなどはもちろんですが、最も活用されているのがこのピックアップサービスと呼ばれているものです。
「クリック&コレクト」もそのうちのひとつです。

 

改めてピックアップサービスを説明します。

 

顧客は店舗アプリを使い必要な商品を予め注文しておきます。
そして店舗スタッフが注文データに基づき商品をピックアップし保管しておいてくれます。
顧客は自分の都合が良いタイミングでお店に行くと、注文した商品がまとめて受け取れるというサービスです。

 

これだと、家族で遊びに行き、帰りがけの夕方に商品を受け取ることも可能です。

 

夕方に買い物に行っても品切れしている商品が多く不便な思いをしている主婦にとっては、とても便利なサービスです。

 

つまりオンラインショップ=宅配というビジネスモデル上、生鮮食品は不向きでありましたが、それを解決する商品の受け取り拠点として実店舗を活用したわけです。
トライアルの西川氏は、アマゾンのこの様な積極的なO2O戦略に対して「アマゾン恐怖症」どころか、むしろ前向きに捉えているのが印象的でした。
アマゾンの実店舗活用について、「ネット販売だけで流通小売業は制覇できない」と小売業における実店舗の優位性を唱えています。

 

AIを使った動態分析、アプリを使った無人決済、トライアルの今後のマーケティングには注目です。
いちど店舗にも行ってみたいと思います。
その際は、改めて皆様に報告させていただきます。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

【引用記事】
“進撃のアマゾン”と“リアルの逆襲”~ウォルマートへの期待を込めて
https://it.impressbm.co.jp/articles/-/17148

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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