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2018/10/03

O2O時代における実店舗の在り方を考える

本日の引用記事は、日本と中国における消費の違いをO2O戦略の観点から考察したものです。
特に消費において、中国ではオンラインショップが、日本ではリアル店舗が重視される傾向にあると書かれています。

 

アメリカでは「アマゾンエフェクト」と呼ばれ、2017年で7000店舗もの小売店が閉店に追い込まれました。

 

「キャッシュレス大国」の中国でも同様の現象がおきているようです。
中国でも、アメリカ同様にオンラインショップがリアル店舗に大きな打撃を与えて閉店に追い込んでいるとのこと。
先日紹介したアリババのO2Oスーパー「盒馬(Hema)」では、プライスカードのバーコードを専用アプリで読み取ると、商品情報以外に調理方法やユーザーレビューなどの情報を確認することができたり、店舗の半径3キロ圏内ではオンラインショップで購入した商品を該当店舗から30分程度で配送するサービスなど、積極的にO2Oの展開を進めています。

 

確かに日本ではまだリアル店舗がO2O戦略については中国やアメリカほど大胆な展開はみられません。
米トイザらスは2018年に経営破綻しましたが、日本のトイザらスは生き残っています。

 

では、オンラインショップに対する実店舗の優位性とは何でしょうか。
アマゾンエフェクトが叫ばれているアメリカでも「リアルの店舗体験」を最大化させる事でファンを増やしているお店はたくさんあります。

 

そして、リアルの店舗体験を最大化させるためにはターゲット顧客を明確にしなければなりません。
万人を満足させるのではなく、特定の属性を持った顧客層に特化した物語が必要です。
日本でも、通販企業のリアル店舗進出(O2O戦略)の影響はこれから出てくるでしょう。
リアル店舗が生き残るには、「ショールーミング化」を戦略として取り込み、「体験」という価値を提供するお店になることが求められます。

 

アメリカの体験型スーパーの事例です。
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・PCCナチュラルマーケット

店舗視察事例:PCC ナチュラルマーケット

「子供への食育」がテーマのスーパー。
学校に食材を持ち込んで子供たちへ食材に関するアンケートを実施。
店内で料理教室を開催し食育を行っている。
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・トレーダージョーズ

店舗視察事例:トレーダージョーズ

「素晴らしい店舗体験」を提供するスーパー。
看板もPOPもプライスカードも全て手描き。
地元客をファン化させる体験型スーパーの代表格。
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上記の店舗で共通しているのは下記の2点です。
・ターゲット顧客が明確である
・ターゲット顧客に最適化された「体験」という価値の提供がなされている

 

PCCナチュラルマーケットもトレーダージョーズも、強い店舗になるために必要な「店舗体験を通じたファン創り」の重要性について参考にしていただける店舗だと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】日本はリアル店舗が駆逐されないのに、なぜ中国ではECに負けるのか=中国メディア

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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