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2018/08/27

ストアコンセプトを明確にすることの重要性

今回引用したのは、アメリカの小売業市場に関する記事です。

 

記事にある「小売業の崩壊」とは、いわゆる「アマゾンエフェクト」のこと。

 

アマゾンエフェクトとは、インターネット通販サイト最大手であるアマゾン・ドット・コムの急成長に伴い、様々な市場に影響を及ぼしている一連の現象を指します。

 

消費者の購買行動が実店舗からオンラインショップへと移行したことで、アメリカ国内の百貨店やショッピングモールが閉鎖に追い込まれるなど、既存の小売企業が業績悪化に陥ることになりました。
実例では、2017年の1年でアメリカでは7000を超える小売業が廃業に追い込まれたというデータもあります。
2018年には、米トイザらスが経営破綻しました。

 

しかし、その「小売業の崩壊」に終わりが見えてきたという嬉しいニュース。
ちなみに引用記事で業績が好調と紹介されている下記の店舗は、実際にアメリカで私も見てきました。
・ターゲット:100円ショップを彷彿とさせる徹底した「安さ」が売りの店舗。

 

・ウォルマート:いわずと知れた世界最大のスーパーマーケット。約5000店舗というスケールメリットを活かした「安さ」が売り

(駐車場を見ると大型の車が多く、安い食材をまとめ買いしているライフスタイルが見えてきます。)

 

・ノードストローム:「カスタマーサービス」の品質の高さで定評がある、アメリカの高級百貨店のチェーン店。

共通しているのは、いずれも「安さ」や「カスタマーサービス」などストアコンセプトが明確で、市場のターゲッティングがしっかり設定されていることです。
逆に不振の大塚家具はセールを乱発したことで、「品質」なのか「安さ」なのか、ストアコンセプトが不明瞭になってしまった失敗例といえます。

 

アマゾンエフェクトを、通販企業のO2O戦略による「リアル店舗のショールーミング化」と広義に定義すれば、日本でもアメリカ同様の現象が起きる可能性もあるでしょう。
ストアコンセプトを明瞭にするには、「誰に」「何を」「どのように」という順番でストーリー展開する必要があります。
ターゲット顧客(市場)が明瞭になれば、「提供すべき価値」も明瞭になります。
そうすれば自ずと「どの様な手段で」展開すれば良いのか、が見えてきます。

 

同じ小売業でも成功している店舗・苦戦している店舗、いずれからも学ぶことが多い事例ですね。

 

アメリカで見てきたストアコンセプトがとても明瞭なお店を紹介します。
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■店舗視察例:チャックスプロデュース&ストリートマーケット

店舗視察例:チャックスプロデュース&ストリートマーケット

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こちらは個店なのですが店舗周辺の顧客層をしっかり捉えており、品質に厳しいロハス消費者をターゲットにしています。
そこで徹底した「ナチュラル」をコンセプトにするため、オーガニック食材を取り揃え、トラックや馬車を活用したライブ感溢れる売場をつくるなど、「誰に」「何を」「どのように」というストアコンセプトがが明瞭なお店です。
青果の売上構成比は何と「40%」

 

好調なお店には、やはり明確なコンセプトがあります。

 

参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】“小売業の崩壊“に終わりが見えてきた? 米小売大手ターゲットのCEOが語る
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00010004-binsider-int

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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