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2018/07/17

レンタルビデオ店に未来はあるのか?

アメリカでチェーン展開していた「ブロックバスター」というレンタルビデオチェーン店。
最盛期には9000店舗を展開していましたが、そのほとんどを閉店し、残るは1店舗のみとなったというニュースが飛び込んできました。

 

学生時代、ほぼ4年間レンタルビデオチェーン店でアルバイトをしていた私にとっては、他人事ではないというか何とも寂しいニュースです。
リアルのレンタルビデオ店として「我々が最後の砦」として頑張っていたようですが、動画配信サービスの勢いには勝てなかったようです。

 

ところで、レンタルビデオ店に勤務して非常に多かった問い合わせが「私は、このビデオを借りたことがありますか?」というもの。
映画を滅多に観ない方には「?」な質問だと思いますが、映画好きな人にとっては「あるある」な話だと思います。

 

実際に観てラスト付近になって「あっ、コレ観たことある!」と結末を思い出してしまった・・・なんていう残念な経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その点、動画配信サービスだと視聴履歴が残りますから、そのような経験をすることがありません。

 

もうひとつ、レンタルビデオ店で仕事をしていてストレスが溜まるのが「延滞料金」の苦情対応。
1本数百円でお貸ししているのに、延滞料金が数千円から場合によっては数万円に上ることもあり、店員としては非常に申し訳なく思っておりました。

 

しかしレンタル商品は、回転率の高い新作の時期にその売上の殆どがもたらされるということもあり、延滞については敏感にならざるを得ません。
しかも、「新作の品揃え」はレンタルビデオ店の評価に直結します。
その意味でも「他のお客様が借りられない」状況をつくる延滞はお店側にとって困るので、しかたなくその様な対応をしているわけです。

 

しかし、動画配信サービスだとその様なことも仕組み上、おこりません。

 

記事では、実店舗の利点として「店員さんとのやりとり」「宝探し」を実店舗の利点として挙げていますが、何れも「口コミ」「検索」の機能で代用できます。

 

現在、残っているビデオ店も「100円レンタル」「50円レンタル」や借り放題の「定額制」を導入するなど努力していますが、もはや動画配信サービスの勢いは止められないでしょう。

 

「生き残るのは、最も強い者でも、最も賢い者でもない。変化できる者が生き残るのだ。」

 

この進化論の言葉を思い出さざるを得ないニュースでした。
同様な事例として、先日記事にした出版業界についてのブログを紹介します。
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■「街角の本屋さん」は生き残れるのか?

「街角の本屋さん」は生き残れるのか?

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。
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レンタルビデオにしても、書籍販売にしても、「モノ」を提供する価値ではオンラインサービスには勝てないことを痛感させられます。
実店舗の利点としては積極的なショールーミング化など、お店にくることでの「場」や「体験」という「コト」の提供する価値が求められていると思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】レンタルビデオ店の思い出は? ─ アメリカでは残り1店舗、ほぼ絶滅へ

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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