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2018/07/11

ローカルチェーン店が大手に打ち勝つ方法

本日は、神奈川県横浜市に本社を置く地域密着型のスーパーチェーン「OKストア」が好調という話題です。
関東を中心に約100店舗を展開し、その店舗数を伸ばし続けている元気な企業です。

 

超成熟社会となった現在、「より良いモノを・より安く」というターゲットが不鮮明な戦略は通用しません。
徹底的に安く売るか、付加価値を付けてより高く売るか、砂時計型の二極化された市場構成となっています。

 

OKストアでは、どのような戦略を採用しているのか、少し調査してみました。

 

このお店では、「高品質・Everyday Low Price」をストアコンセプトに掲げています。
しかし「Everyday Low Price」はどのスーパーでも掲げているキャッチフレーズですが、他のお店と何が違うのでしょうか?

 

口コミを見ると、
「OKストアとかいう主婦の味方」
「おかめ納豆、驚きの50円!! OKストア、安すぎ!!!」
「OKストアが安くて、他のスーパーで買い物しづらい」
等など、とにかく安さに対するコメントで圧倒されています。

 

OKストアの取り組みを調べてみました。
・Everyday Low Price(特売はしない)
・競合店対抗値下げ(他店より高かった場合、値下げする)
・会員価格(「オーケークラブ」という200円の有料会員制。会員は3%安く購入できる。)

 

ここまでは、Everyday Low Priceを謳うスーパーとして、特に目立ったものではありません。
もう少し深く調査してみると、OKストアの好調の秘訣が見えてきました。

 

私が視察したトレーダージョーズというアメリカのスーパーは、出来るだけ安く販売するために店内の約80%がPB(プライベートブランド)商品で占められていました。
最近値上げされたものの、それでも2ドル50セントで買える激安のオリジナルワインは世界的に有名です。

 

しかしOKストアでは逆に、知名度の観点で顧客が選びやすいナショナルブランドを中心とした品揃えにこだわっている様です。
しかし、ナショナルブランドを安く売るためにはスケールメリットを生み出す必要があります。

 

そこでOKストアでは、原則として各商品につき1メーカーに絞り、1つの商品を大量に仕入れることで低価格を実現しました。
更に、生鮮食品の袋売りを行うなど包装も簡略化することでコスト削減に努めています。

 

「地域で一番安く売るお店」としてのコンセプトが徹底されているのが分かります。

 

この様な取り組みの結果、上記の口コミに繋がり「OKストア=安さ」というブランド価値が形成、顧客から圧倒的な支持を受けるスーパーになったというわけです。

 

「私たちは、誰に、どんな価値を提供するお店なのか?」というストアコンセプトを明確にする事の重要性を再認識させてもらえる事例でした。

 

私が視察したアメリカのスーパーでも同じように安さを徹底して競争力を向上させているスーパーがあります。
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■店舗視察例:ウィンコフーズ

店舗視察例:ウィンコフーズ

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。
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このウィンコフーズは訪問した当時は75店舗展開しているチェーン店でしたが、約5000店舗展開するウォルマートに価格勝負を挑んでいる、新進気鋭のスーパーです。

 

参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】イオンも逃げ出す「OKストア」の半端ない集客力

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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