顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2018/06/14

「無印良品」の生鮮食品販売戦略を探る

「無印良品」で知られる株式会社良品計画が、生鮮食品販売展開を開始したそうです。

 

「無印良品」というと、衣料品やインテリア用品、日用雑貨品などが思い浮かべられますが、その点で今回の生鮮食品販売は一見するとコンセプトの統一性に欠けている様にも思えます。

 

そこで今回の目的を探るため無印良品の理念を調べてみると、
・シンプルであること。(無印)
・高品質であること。
・地域社会、地球への貢献。
・お客様満足。
・従業員満足。
要約するとこういう内容でした。

 

つまり、余計なものを省くことで高品質と環境品質を両立させる、対話を重視した接客スタイルでお客様満足と従業員満足を両立させる・・・「人も・会社も自然も、持続可能な社会づくり」というサスティナブルの考え方が無印良品の理念であることが分かります。

 

今回の生鮮食品の販売も、それに沿っています。
・全体の3~4割を占める旬の産地直送品。
・無農薬を謳うオーガニック食品。
・店内厨房で加工調理。(作る体験)
・キッチンカウンターを設置。(食べる体験)
・対話を重視した対面販売スタイル。(経験価値)

 

無印良品として手薄になっていた「食の強化」で、衣・食・住という暮らし全般に浸透するブランドとして定着させようというのが、今回の生鮮食品の販売の狙いです。

 

いつもの様にマーケティングのフレームワークに落とし込んでみると、
「誰に」:パッケージよりも品質を重視する実利主義者。
「何を」:産直品。オーガニック食材。
「どのように」:簡素化されたパッケージ。トレーサビリティ・サステナビリティの徹底。
となります。

 

ただ単に衣・食・住の「何でも屋」ではなく、そこには明確なターゲット顧客の設定と、それに最適化されたマーケティング戦略がありました。

 

無印良品と同様、上記のマーケティングフレームワークを徹底する事で成功した事例を紹介します。
===========================
■スープストック東京

ターゲット客を限定することで成功したスープストック

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。
===========================
ターゲット顧客に「秋野つゆ」さんという架空の名前まで付けているのは、ライフスタイルや価値観を含めてよりリアルに「人格化」する為です。

 

皆様の店舗でも「誰に」「何を」「どのように」が徹底されているか、改めて文章化してみてください。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】無印が“生鮮スーパー”に挑戦する理由は「アンチAI」

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら