顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2018/06/13

ニコンの高級一眼レフ販売好調の原因を探る

ニコンのフルサイズ一眼レフカメラ「D850」が売れているとのこと。
昔、カメラ専門店で勤務していた者として気になるニュースです。

 

先日、カシオ計算機は不採算のコンパクトデジタルカメラ事業から撤退すると発表しました。
また、カメラ・デジカメの販売、買取で知られるキタムラは2018年3月までに129店舗を閉鎖、その後、TSUTAYAでしられるカルチュア・コンビニエンス・クラブに買収されました。
この様に、カメラ業界は厳しい状況が続いています。

 

原因は、デジカメの登場で現像・プリントという収益構造を失ったこと。
更に、スマホ内臓のカメラの高画質化により、デジカメの需要が減少したこと。

 

これらが大きく影響しています。
しかしながら、「カメラ人口」は爆発的に増大しているのです。

 

私が勤務していたころ(もう20年以上前ですが)は、写真を撮影する機会が少なかったです。
写真撮影というと、カメラが趣味の方であれば日常的ですが、そうでなければ旅行や運動会といった特別な日にしか行わないというレベルでした。
なので、レンズ付きフィルム(いわゆる使い捨てカメラ)が飛ぶように売れていた時代です。

 

しかし、今やほぼ全員がスマホに内蔵された高性能なデジタルカメラを持っています。
そして、「美味しい物」や「素晴らしい景色」を写真に撮ってSNSにアップロードし、友人・知人と共有するという文化が定着しています。

 

「カメラ」というモノは売れない時代ですが、「撮影」するというコトの機会は圧倒的に増大している時代なのです。

 

そこで、ニコンは「撮影」好きな方たちのために、(カメラを売るのではなく)「撮影の楽しさ」というコトを売ることに徹します。
具体的には、
「誰に」:SNSを活用している若い方
「何を」:より強い共感を得る撮影テクニック
「どのように」:ツイッター、フェイスブック、インスタグラムでそれを伝える
というフレームワークで、一眼レフカメラで撮影すると「もっと共感が得られるかも」というコト売りを展開していきます。

 

「太陽がほぼ真上にある時間帯に撮った、チューリップ畑」
「コスプレイヤー向け撮影ハウツー」

 

といった具合です。
結果、ボディだけで40万円程する高級機種を、20代~30代の若い新規顧客層が多く購入するという現象を生み出しました。

 

「モノ」から「コト」への変化に対応した、参考になる成功事例だと思います。

 

この「コト」マーケティングに関わるページを紹介します。
===========================
■「モノ」ではなく経験価値という「コト」を売る

「モノ」ではなく経験価値という「コト」を売る

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。
===========================
スタッフも大切なメディアの一部です。
人を通じて提供された「ハッピーな体験(経験価値)」は、ネット通販では提供できない実店舗の大きなアドバンテージとなります。
ニコンの事例を参考に、「コト」売りを一度実践されてみてはいかがでしょうか?

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】ニコンが最近若者に売れているワケ、縮小のカメラ市場に活路ひらく
※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら