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2018/06/11

お金をかけず8年で来場者を3倍にした水族館

今回は、愛知県蒲郡市にある竹島水族館というユニークな水族館の成功事例です。
8年前の来場者は年間僅か12万人で閑古鳥が鳴いていた様ですが、今年は43万人の来場を見込んでいるというほどの盛況っぷり!

 

水族館としては、スタッフは7人しかおらず、10分程度で館内を見て回れる狭さ。
にもかかわらず、急成長を遂げた理由は何だったのでしょうか?

 

当然、大型の水族館には設備面などのパフォーマンスでは到底勝てません。
そこで竹島水族館は、
「地元客」にターゲットを絞り
「地元の海の楽しさ」を伝えることで
ターゲット顧客が何度も足を運べる水族館にしようと改革を試みます。

 

結果、水族館の目の前海、三河湾に生息する身近な魚を中心に展示することになりました。
しかし、それだけでは「見た目」が地味です。
しかも、それまで水族館に掲載している説明文は、生物の特徴を専門的に書き記した「モノPOP」。

 

そこで「地元の海の楽しさ」を伝えるべく、身近な魚を面白おかしく感じていただけるように説明文を「コトPOP」に変えていきます。
これらが相乗効果を発揮し、下記の様なユニークな展示コーナーが完成されていきます。

 

「必見!名物!ウツボ軍団水槽」
「大型魚がうごめく締まりのない水槽から、地元の海を再現しました!エイ、サメなど盛りだくさん」
「冬場は深海生物!夏は身近な海の生き物にタッチ!さわりんぷーる」

 

蒲郡市の漁港は深海魚漁が盛んだそうで、他の水族館では希少すぎてタッチングプールには出せないような深海魚が豊富に採れるのだそうです。

 

「魚を専門的に学ぶのではなく、魚に興味を持つきっかけを提供できる水族館を作ればきっとうまくいく」

 

まさに、「コト売り」の模範となるべき理念です。
「予算がない」「スタッフが少ない」「そもそも客が来ない」というナイナイづくしから、創意工夫でV字回復を遂げた成功事例でした。

 

今回の記事に関連して、「コト」の告知についてまとめているページです。
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■「コト」の告知:前編

販促の反応率アップ!「コト」告知 前編

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

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■「コト」の告知:後編

販促の反応率アップ!「コト」告知 後編

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。
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商品スペックの説明ではなく、それをターゲット顧客がどう利用するのかという「利用シーン」を想定することで、「顧客価値」を伝えていく「コト告知」。

 

皆様の店舗にある様々な「告知」、モノの説明になっていないか一度見直してみてください。

 

参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

 

【引用記事】お金なし、知名度なし、人気生物なし 三重苦の弱小水族館に大行列ができるワケ
※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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