顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2018/04/23

地場チェーン店の生き残り戦略を考える

今回は「麺屋武蔵」という都心部を中心に14店舗を展開するラーメンのチェーン店の記事。
幸楽苑や天下一品という数百店舗展開する大手チェーン店にも負けずに頑張って売上を伸ばし続けて生き残っているというもの。

 

ラーメン業界は、開業1年以内に4割以上が閉店、3年以上継続している店舗が3割未満という厳しい生存率となっています。

 

そんな中で、「麺屋武蔵」は東京の地場チェーンとして生き残っている店舗
私は行った事がないので口コミサイトで調べてみると、新宿本店で食べログの評価が3.57と高評価。
「濃厚」というワードが圧倒的に多く、評価の分かれる個性派のお店の様です。

 

過当競争にある厳しい業界で「麺屋武蔵」はなぜ生き残っているのか?
記事を読むと要点は3つ。

 

①現場への徹底した権限委譲。
②社長が管理する(現場に求める)のは「客数」のみ。
③東京都内に限定したドミナント戦略。

 

2代目社長に就任した矢都木氏も、店長時代に「自由にさせてもらった」事がモチベーションの向上に繋がったと言及しています。

 

しかし、サービスやクレンリネスなど、商品開発以外にも全てに手を抜かないという理念経営は徹底されていたようです。
「やる気」と「やらされ気」では、従業員のモチベーションが大きく違ってきます。

 

また、出店を東京都内に限定したドミナント戦略も功を奏していると思います。
社内的には「門外不出作戦」と命名しているそうです。
ドミナント戦略は、一定エリアに集中してチェーン展開することで知名度を上げる効果があります。

 

口コミでは好き嫌いが分かれているようですが、逆に言えば、それもドミナント出店によるターゲッティングと、モチベーションが高い従業員による味の試行錯誤といった効果の現れだと思います。

 

全ての人に好かれるというお店づくりは不可能です。
「麺屋武蔵」の事例は、地場チェーン店にとって生き残りの参考になるのではないかと思います。

 

同じように、ターゲッティングによる市場の絞り込み、現場への権限移譲によるモチベーション向上を、戦略的にカスタマーサービスレベル向上へと繋げることでファンを増やしている成功店舗の事例です。
============================

■従業員は売上を気にしない?カスタマーサービスの質の高さに驚かされる「ニューシーズンズマーケット」

店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

============================
ポイントは2つ。
①ターゲット顧客を限定することで、一部の方(環境意識が高い顧客)に対する満足度を徹底的に上げていること。
②店舗スタッフは、カスタマーサービスに徹する事ができる権限委譲がなされており、モチベーションが高い。
(その他の仕組みは本部が担当する。)

 

「麺屋武蔵」の事例と似ていると思います。
参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

【引用記事】「麺屋武蔵」がラーメン界で存在感を放つ理由。その裏側には「現場に任せる」風土があった 
※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら