顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2018/04/19

スタバも協賛!子供への「食育」と「客育」

今回の記事は、話題の「子ども食堂」に関連した話です。
と言っても、今回は恵まれない子ども達に食事を提供するボランティアの話ではありません。

 

全国の飲食店のオーナーが『コックさんの子ども食堂』と命名して、それぞれ自慢の料理を、家庭の都合などで1人で食事している子どもに料理を提供するという企画です。
つまり、子ども達に「こだわりの料理を食べる楽しさ」「それを創る現場の空気を体感」して欲しいということ。

 

ただでさえ外食頻度が下がっている中、1人で冷めた料理を食べるなど「食の楽しさ」を知らずに育つ子供が増えると、外食産業は更に衰退の一途を辿る事になります。
そこで、プロの料理人が様々なジャンルの料理を創る過程や、皆で食べる楽しさ、更には食材の生産者とのふれあい、といった体験型のイベントを開催するというもの。
そして、最終的には外食産業を子どもの憧れのお仕事にしたいというのが狙いです。

 

これには2つの要素があります。

①子どもへの「食育」
②将来の外食産業の顧客を増やす(市場を拡大する)「客育」

 

生産者や料理人のこだわりを知り皆で食べる楽しさを「体験」することで、子どもは「食事」に対して単なる空腹を満たす行為とは違う付加価値を発見するはずです。
気が遠くなるほど永い時間をかける「客育」ですが、インスタント食品や冷凍食品に慣れた子どもは濃い味を好む傾向があり、高齢者に比べて味覚も低下しているというデータがあります。

 

目の前の利益にはなりませんが、将来このイベントに参加した子ども達がシェフとして活躍する日がくるのかもしれません。

 

私が視察したアメリカの店舗でも全く同じ取り組みを10年前から行っていました。

============================

■子どもへの「食育」を通じた将来の顧客を増やす「客育」を実施:PCC ナチュラルマーケット

店舗視察事例:PCC ナチュラルマーケット

============================

上記の記事を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、戦略的にターゲット顧客を「子ども」としています
揚げ物やマヨネーズを多用した濃い味の料理ばかりを食べている子どもが増えているなか、「食育」を行うことで将来のPCCのファンを育てている(客育)のです。

 

目の前の売上や利益も大切ですが、「LOHAS消費者」という市場そのものが衰退してしまうと、いくら集客を頑張ってもお店の経営は維持できません。
今回の事例は、直接的な売上には繋がりませんが、10年先を見据えたとても大切な取り組みだと思います。

 

参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

 

【引用記事】飲食店の料理を無料提供「コックさんの子ども食堂」初の全国同時開催 スターバックスコーヒー各店が賛同・協力へ
※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら