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2018/03/09

マックのV時回復とモスの苦戦から学ぶこと

モスバーガーが苦戦しているようですね。

既存店客数は2013年度から4期連続で減少しているようです。

 

記事を見ると、本当にターゲット顧客の選定と、それに向けた販促や追客といった戦略の重要性を思い知らされます。

 

マクドナルドは(結局使用されることは無かったものの)取引先での使用期限切れチキンの問題、その後も異物混入問題が次々と発覚するなど、非常に厳しい状況に追い込まれました。
しかし具体的な数字は発見できませんでしたが、2017年8月の中間決算発表では上場以来類を見ないレベルの売上に達したようです。

 

その間、「グランシリーズ」等の新メニューの発売や、「名前募集バーガーキャンペーン」「マクドナルド総選挙」、最近では「マック VS マクド愛称キャンペーン」など様々な販促を実施しています。

 

私はどちらかというとモスバーガーの方が好きなのです。
しかし「モスバーガー」というブランドから連想するのは「安全・安心」「高品質」というキーワードは出てきますが、メニューについては既存のグランドメニューしか思い浮かびません。

 

しかも、「UMAMI BURGER」など他の高品質バーガーショップの出現で競合店が増えてきました。
一方、モスバーガーはオール国産と言う訳ではなく、一部の肉で(どことは敢えて言いませんが)外国産の食材を使っているなど、価格と品質面で「中途半端」なイメージが広がっている様な気がします。

 

つまり、ターゲットが曖昧で、それに連動してメニュー開発や販促などが後手に回ってしまったことが苦戦の大きな原因なのではないでしょうか。

 

具体的に言うと、「どんな人たち」に「どの様に利用」して欲しいのか、というストーリーが見えてきません。
例えば、マクドナルドが2014年8月に「全店禁煙」に切り替えましたが、モスバーガーは「分煙」です。

 

ターゲットの絞り込みと、利用シーンの設定、それに向けた販促の実施。
これが上手くいったのがマクドナルドのV字回復の要因であり、そしてそれが出来なかったモスバーガーが苦戦しているということではないでしょうか。

 

まいど恒例の、ターゲット顧客を明確に設定することで生き残ってきたアメリカの店舗の紹介です。

 

ホールフーズは、2017年にアマゾンに買収されました。
しかし、当時、収益率が減って苦戦していたとはいえ利益はしっかり出しており、経営破綻寸前の企業が買収されたのとは事情が全く違います

 

したがいまして、私が見てきた時点でのホールフーズの魅力については、そのまま掲示することにします。

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■オーガニックが一般化するなか、さらなる「深化」を進めて生き残ってきた「ホールフーズ」

店舗視察事例:ホールフーズマーケット

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■わずか75店舗で、約5000店舗展開するウォルマートに価格で勝負を挑む「ウィンコフーズ」

店舗視察例:ウィンコフーズ

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いずれも、「どの様な人たちに」「どの様に利用」して貰いたいか、というストーリーが明確で、それに向けた店舗づくりが徹底されていますね。

 

参考になれば幸いです。

 

 

【引用記事】客数減が止まらない、「モスバーガー」の苦境

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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