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2018/02/26

立地とストアコンセプト、どちらを先に決めるか?

今回の引用記事は、飲食店の立地調査に関するものです。

 

なんと約40%の飲食店が店舗の立地に満足していないそうです。

不満の理由第1位は「通行量の少なさ」とのこと。

「多くの人目に触れる」「新規集客」を重視している経営者が多い事がデータに表れています。

 

この点については、私もセミナーやアドバイス業務を行っていて痛感している点です。

 

集客には、「新規集客」と「既存集客」の2種類あるのですが、多くの飲食店経営者が「新規集客」にしか関心を持っていないのです。

 

それと同様、お客様にも「流動客」と「目的客」に大別されます。

 

流動客は「なんとなく」来店し、「なんとなく」離反します。

 

これは私の私見でもなんでもなく、データによるものです。

アンケート結果によると新規来店客の74%が「また来たい」と満足していますが、私の分析結果では新規再来店率は平均30%です。

 

そして、満足しているのに再来店しなかった理由の第1位が「なんとなく・忘れた」です。

なんと70%の人がそう回答しています。

 

昔と違い、今は誰もがスマホを手に持ち、飲食店の口コミサイトを見ながらお店を選ぶ時代。

 

お店のストアコンセプトが明確(=顧客ターゲットが明確)であれば、WEBなどの媒体を使い告知することで路地裏であっても集客は可能です。

むしろ、その方がお店のコンセプトに合った「目的客」を集客できリピート率も上がると思います。

 

販促費はリピーターが増えれば削減することができますが、家賃は固定費であり、好立地=高家賃、つまりいつまで経っても高い家賃が付いてまわります。

 

・「流動客」と「目的客」
・「新規集客」と「既存集客」

 

結局、いつも言っていますが、

・誰に:ターゲット顧客はどんな人か?
・何を:ターゲット顧客に提供する価値は何か?
・どの様に:それを実現する最適な手段は何か?

というストアコンセプトを明確にすることが先にあり、その次に立地戦略があるのではないでしょうか?

 

いつも紹介しているアメリカの店舗ですが、今回のテーマに沿って立地戦略をまとめてみます。

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ニューシーズンズの立地戦略

・誰に:環境意識が高い人
・何を:オーガニック食材・ハイパーローカル食材、環境持続性の徹底
・どの様に:トレーサビリティ・サスティナビリティの「見える化」、地産地消、地元雇用の徹底など

店舗視察例:ニューシーズンズマーケット

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この様にストアコンセプトが明確だからこそ、市街地ではなく、郊外を中心に出店しています。
もっと言えば、環境意識が高い人々が住んでいるエリアに絞って出店しているのです。

 

立地はお店の集客と言う点で重要な要素ですが、先に明確なストアコンセプトありきだということがニューシーズンズの事例でお分かりいただけたかと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

【引用記事】飲食店を出店する際の「立地調査」に関するアンケートを実施。開業後に抱く不満1位は「通行量の少なさ」
※上記タイトルをクリックすると詳細記事がご覧いただけます。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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