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2018/01/30

ゼブラに学ぶ将来を見据えた成長戦略

引用記事は、文房具の業界で有名な筆記具メーカー「ゼブラ」のブランド確立に至るまでの経緯と、スマホ時代のペーパーレス化による今後の戦略について書かれたものです。

 

確かにタブレットやスマホの登場で「書く」ことが少なくなり、そこに少子化の波が押し寄せて文房具が売れない時代になっていくのは時代の流れかもしれません。

 

問題は、その様な中でどういった成長戦略を描くかのか?
大変興味深いところです。
ゼブラの石川社長は、筆記具の新たな可能性を模索しており、斜陽産業のなかで筆記具と脳の関係に着目し研究を重ねているとのことです。

 

かつて自動車メーカーのトヨタは、アンケートを取っても「オジサンくさい」などの理由で、若者に最も不人気なメーカーでした。
それでも国内シェア40%を維持できていたのですが、それにあぐらをかかず改革に乗り出します。

 

例えば、当時アサヒなど他のメーカーとのアライアンスで「WiLL」という若者向けのブランドを創り、トヨタは「WiLL Vi」という幌馬車の様なデザインの車を発売します。
おそらくこれは、販売台数ではなく「トヨタはこんな面白い車を出せるメーカー」ということを若者にアピールすることが目的だったのだと思います。
その他にも、デザインに力を入れたコンパクトカー初代Vitz(ヴィッツ)や、環境性能は商品力にならないと言われていた当時に先進的な環境性能を備えたハイブリッドカー「PRIUS(プリウス)」を発売するなど、新しい商品戦略を展開しました。

 

結果、その後のアンケートでは「若者に最も尊敬されるメーカー」に成長しました。

 

ゼブラやトヨタの事例は、仮に現状の売れ行きが好調でも、業界全体を見据えた先々の成長戦略を描く事の必要性を教えてくれている様な気がします。

 

私が訪問したアメリカの企業も同じような成長戦略を描いた食品スーパーがありました。
そのスーパーはオーガニックを売りにしたスーパーなのですが、その外部環境として化学調味料を使ったインスタント食品や中食の高品質化、それに伴った若者の濃い味嗜好などが背景にありました。

 

「このままでは子供達が大人になった時、自然食は価格が高い上に、味が薄く美味しくないとオーガニック市場が縮小してしまう」と危機感を抱きます。
そこで、子供の「食育」に力を入れることで、将来的なファンを増やしていくという取り組みを行っている企業です。
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■「子供」がメインターゲットの食品スーパー「PCC ナチュラルマーケット」

店舗視察事例:PCC ナチュラルマーケット


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近所の学校に食材を持っていき、子供達に食べてもらってアンケートを取るなど、その取り組みは徹底しています。

 

今日・明日の売上の確保はもちろん大切です。
ですが、是非、皆さまの店舗でも将来のファン(VIP客)を増やす永い目で見た「客育」のストーリーを考えてみてください。

 

【引用記事】油性ペンで「マッキー」が圧倒的に強い理由

※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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