顧客台帳コンサルタント
田中潮のオフィシャルサイト

顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】 顧客台帳コンサルタント 田中潮 オフィシャルウェブサイト【思わず試したくなるお店のための顧客台帳活用講座】

2017/12/22

「満足しているのに来店しない」理由と対策

本日の引用記事は、飲食店の倒産件数増加を伝えているものです。

 

外食産業は、中食の台頭や外食頻度の低下、「ちょい飲み」サービスによる顧客の奪い合いなど、厳しい過当競争の最中にあります。
記事中にもありますが、 慢性的な人員不足もサービス力の維持向上という観点から、厳しい状況と言わざるをえません。

 

いつも申し上げていることですが、「より良いものを・より安く」という顧客ターゲットが不鮮明な店舗展開では集客は難しい時代です。

 

「そこそこの品質を・徹底的に安く」

「より良いものを・より高く」

 

上記のどちらかで独自性を持たないと、中食・外食含めて「美味しいもの」が溢れ返っている現状では、上記の間を取った「より良いものを・より安く」というお店に対しては、お客様の来店動機が発生し難いです。

 

実際、飲食店に初めて訪れたお客様にアンケートを取ると、何と74%の方が「満足した」と回答しています
ところが、私が顧客台帳データ(顧客情報+来店情報)を分析してみると、平均での新規再来店率は30%程度です。

 

『満足しているのに来店しない?』

 

その理由は・・・

 

『なんとなく』

 

と回答した方が70%にのぼりました。
つまり、新規離反客は決して貴店に不満足と言う訳ではなく、強い来店動機がないだけで「なんとなく」来店して・「なんとなく」離反したということです。

 

以前、ブランドステートメントの話をしましたが、「○○と言えば○○」というように、ターゲット顧客を設定して、その顧客層の心に響く独自性のあるお店づくりを行っていくことが厳しい競争に打ち勝つ要因のひとつではないかと思います。

 

「そこそこの品質を・徹底的に安く」

「より良いものを・より高く」

この2つで成功している店舗の事例を紹介します。

============================

■たった75店舗で、5000店舗近いチェーン店に「安さ」で対抗する「ウィンコフーズ」

店舗視察例:ウィンコフーズ

============================

============================

■大きなマカロンを丸ごと試食させてくれるのが嬉しい!高所得者向けスーパー「ズーパンズマーケット」

店舗視察例:ズーパンズマーケット

============================

両極端な事例を紹介しましたが、ウィンコフーズの様に75店舗でも、FRM(フロア・レディ・マーチャンダイジング)に代表されるように、「安さ」に特化したターゲットマーケティングを行うことで競争力を高めることができます。

 

対して、ズーパンズマーケットは徹底して「付加価値」を提供することで「より高く」買ってくれるお客様に支持されている訳です。

 

皆さまのお店のターゲット顧客はどんな方ですか?

それに最適化された店舗づくりが行えているいでしょうか?

 

参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

 

 

【引用記事】「木曽路」「くら寿司」も大苦戦 飲食店倒産激増 人手不足に食材価格上昇が追い打ち

※上記タイトルをクリックすると詳細記事がご覧いただけます。

      

お店のためになる
顧客台帳活用
メルマガ全10回

顧客台帳の活用ノウハウや、顧客台帳データを活用することで売り上げ180%を達成した販売促進の成功事例などを、全10回にわたりお届けします。

田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

詳しいプロフィールはこちら