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2017/11/24

格差社会における店舗戦略事例

下記の引用記事は、アメリカの健康ブームに関連した記事です。

 

私も昨年アメリカのスーパーや店舗に訪問しましたが、「オーガニック」「NON GMO(遺伝子組み換え食品を使っていない)」の文字がお菓子などの商品にまで印刷されていました。
そして、多かったのがミネラルウォーターとココナッツドリンクなどの健康飲料。

 

アメリカといえば、カラフルなお菓子や高カロリーな食事などを想像する方がいるかもしれませんが、今やそれは昔の話です。

 

富裕層向けの革新的スーパーのデリカに行くと、非常に健康的な惣菜が並んでいます。
そして、必ずと言っていいほど「オリーブバー」があるのです。

 

一方でアメリカは格差社会なので、低価格志向型の伝統的スーパーに足を運ぶと、カラフルに着色されたお菓子や、油まみれの高カロリーな揚げ物系・マヨネーズ系の惣菜がデリカコーナーに並んでいます。
だからこそ、ウォルマートも「ウォルマートネイバーフッド」など8業態のブランドに分けて細分化されたニーズに対応している訳です。

 

昭和の1億層中流社会であった日本も、年収200万円以下のいわゆるワーキングプアの層が拡大しており、これから格差社会に向かっていくといわれています。

 

これからの日本の店舗も、「徹底した安さ」を売りにするのか、経験価値を最大化させて「高品質・高付加価値」を売りにするのか、どちらかの選択が必要になってくると思います。

 

「高品質・高付加価値」を売りにするのであれば、「富裕層」「健康志向が高い人」などをターゲット顧客に設定して、デリカもこれまでの「唐揚げ」「ハンバーグ」「コロッケ」などの揚げ物中心の商品構成を見直す必要があるかもしれません。

 

下の写真はシアトルの空港にあるコンビニで買ったお菓子です。

「オーガニック」「NON GMO(遺伝子組み換え食品を使っていない)」が記載されています。
酸味料や香料などが使用されておらず、とてもナチュラルな味で美味しかったです。

 

下記は、高級スーパー「ズーパンズ」のデリカコーナーです。

とてもヘルシーで美味しそうでしょう?
オリーブバーは、低価格指向型ではない革新的スーパーではどこも設置されていました。

 

一方で、75店舗という規模ながら約5000店舗を展開するウォルマートに低価格で勝負する「ウィンコフーズ」。
惣菜は、いわゆるマヨネーズを多用したメニューや揚げ物が中心です。

しかし、それで良いのです。
なぜならウィンフーズの売りは「安さ」だから!

 

この写真では堂々とウォルマートなどの低価格路線のスーパーを明記した比較広告が目立ちますね。


この様にウィンコフーズは、専任の「プライシングチーム」による徹底した価格調査と比較広告を掲載しています。

 

もうひとつはFRM(Floor Ready Merchandise)により人件費を削減するなど、徹底したローコストオペレーションの展開です。

 

いかがでしょうか?
「誰に」「何を(どんな価値を)」売るお店なのか、上記2店舗ではその違いが明確ですね。

 

参考になれば幸いです。
ありがとうございました。

 

【引用記事】アメリカ人は、炭酸飲料よりもミネラルウォーターをたくさん飲んでいる
※上記タイトルをクリックしていただくと、詳細記事がご覧いただけます。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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