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2017/09/07

「富士フイルム」に学ぶ店舗の生き残り戦略

富士フイルムは、先見の明がありますね。

 

フイルムカメラ時代、コダック、アグファ、富士フイルム、コニカなどがこぞってフィルムを製造販売していた訳ですが、デジカメの登場で市場が一変。
既存の技術に固執したコダックは経営破綻へと追い込まれました。

 

かつてトリニトロンブラウン管で圧倒的な技術を誇っていたソニーも、そのコア技術に固執して、液晶テレビへのシフトが遅れてしまいました。
消費者ニーズの変化を捉えられずプロダクトアウトで経営を推し進めた結果なのでしょう。

 

一方、時代の変化に対応しコア技術を応用した化粧品やサプリメントなど新たな分野へとシフトした富士フィルムは生き残りました。

 

富士フィルムは、かつて他社が画素数というスペック競争を繰り広げる中、それとは違うベクトルで、白飛びや黒つぶれがおきにくいカメラを開発しました。
しかし今やライトユーザーはスマホカメラの画質で充分に満足している時代。
すると今度は、コアユーザー向けの高級機路線へと製品戦略を絞り込み。

 

富士フイルムは、ターゲット顧客の選定と、そのターゲットが製品に何を望んでいるのかを意識した製品戦略を展開している気がします。

 

コダックと富士フイルムの件は、ターゲット顧客が「誰」であるのか、その顧客が貴方のお店に何を望んで、それは変化していないのか、を常に把握しておかないと生き残れないという良い教訓だと思います。

 

ここで、ターゲット顧客のニーズの変化とそれに合わせた戦略展開を行うことで生き残っているアメリカの食品スーパーを紹介します。

 

■「子供」をターゲットとした「食育」で成長した食品スーパー「PCC ナチュラルマーケット」
※上記タイトルをクリックしてください。

 

上記記事を見ていただくと分かるかと思いますが、ターゲット顧客と戦略をまとめます。

 

①ターゲット顧客は「子供」。
②最近の子供は、化学調味料や濃い味を好む。
③PCCの強みはオーガニック(自然食)。高品質・高付加価値。
④このままだと、今の子供が大人になった時(購買力を身につけた時)にPCCは「味が薄いのに高い」と選んで貰えなくなる。

 

上記の結果、PCCは子供への「食育」を行うことで、将来のPCCの顧客を育てる戦略を中心に展開しています。

 

実際、2007年に私が訪問した時はシアトルを中心に8店舗展開していましたが、現在では11店舗ほどに店舗を増やしているようです。
詳しくは上記記事をご覧ください。

 

皆さんの店舗の「ターゲット顧客」はどんな人ですか?
また、そのターゲット顧客のニーズやウォンツの変化に合わせたお店づくりができていますか?

 

今一度見直してみてください。
ご購読、ありがとうございました。

 

【引用記事】富士フイルム、デジカメ販売台数9割減でも売上を増やせた秘密
※上記タイトルをクリックしてください。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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