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2017/07/06

お客様との関係性を育てる『客育』の発想。

今回は、アメリカの成功店舗であるPCCというお店を通じて、「お客様を育てる」・・・正に客育とも言うべき取り組みを紹介します。

 

■成功店舗事例 : PCC
この店舗は、2007年に私が訪れた当時8店舗展開していた(今は12店舗に増えているみたいです)アメリカ版の生協といったお店です。

ですので、商品はオーガニック食材が中心です。

 

フードバンクという支援活動に参加しており、余った食材をフードバンクを通じて、生活が困窮している方に無償で提供しています。
他は、ペットフードや肥料などにすることもあるそうです。

 

■年間700回(!)も開催する料理教室
ここで驚くべきは、年間700回も実施されている有料の料理教室です。
1日に2回のペースですね。
スーパーに限らず、お店では様々なイベントを企画開催していますが、皆さまの店舗では年間700回もイベントを実施できますか?
おそらく集客が難しいと思います。

 

さて、この700回の料理教室開催を可能としているお店の秘密とはなんでしょうか?

 

■お客様との関係性を育てる『客育』
この料理教室は、ユニークな商品を開発した際に来場されたお客様にテストマーケティングしたり、食への意識が高い方に対して更に啓蒙したりする、お客様の『食』への意識を育てる場でもあります。

 

また、このお店は子供とのコミュニケーションも重視しています。
12歳以下の子供は野菜や果物を試食することができ、小さなうちから自然食に触れることで食育の機会にもなっています。
そして、たくさんの子供が「美味しい!」と言った商品には「Kid Picks」というプレートを売り場に貼ります。

 

この「Kid Picks」には2つの目的があります。

 

ひとつは、購買者である親へのアプローチです。
「子供に人気」という安心感からか、「Kid Picks」に選ばれた商品は、8~12%の売上アップになるそうです。

 

もうひとつ、こちらの方が重要だと言っていましたが、子供へのアプローチです。
小さなうちからオーガニックの食材に触れる機会を増やす事で『食育』を行っています。

 

そして子供もいつかは大きくなり購買力を見に付けます。
そうなったときに(子どもとのコミュニケーションを充実させておくことで)自然にPCCを利用してもらうという育成型の仕組みを構築しています。

 

いかがでしょうか?

 

この様な『客育』の発想で地元のお客様をファン化することに成功しているからこそ、年間700回も料理教室を開催できるのですね。

 

【本日のまとめ】
地域密着型店舗こそ、『客育』の発想を持ちましょう!

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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