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2017/06/30

品質の『告知』の仕方に気をつけよう

今回は『告知』のお話です。

 

ブランディングは、「誰に」「どんな価値を」提供するのか、その「約束する価値」を明確にする事。

※ブランディングのページをご参照ください。
マーケティングとは、「誰に」「何を」「どの様に」を明確にした戦略的組織活動である事。

 

上記の定義さえ決まれば、あとはその『約束する価値』を告知するだけなのです。

 

皆さまは『告知』に対して、どんな取り組みをされていますか?

 

『知らないモノは買えない』

個人的に飲食店経営者から、よく聞くのが「良い物を提供すれば、お客様はきっと分かってくれるはず。告知なんぞ必要なし!」という言葉です。

 

見事な職人気質だなぁと関心するのですが、味覚でも聴覚でもブラインドテストを行うと、意外にその違いを感じ取るのは難しく、とても曖昧なものです。

 

先日とある焼き鳥店でご主人が「ウチは、店で串打ちしているんだ」とか「ウチのウズラベーコンは、生のウズラの卵を仕入れて作っているんだ」・・・だから告知などしなくても「分かってくれるハズ」と言っていたのを思い出しました。

 

しかし、絶対音感や絶対味覚を持っている人なんてそうはいませんので、結局のところはお店にとっての『約束する価値』を告知しないとお客様には伝わらないという事になるのです。

 

「言葉などなくても伝わるものを作るのが職人の本懐」というのも分かりますが、マーケティングの側面から考えると『知らないモノは買えない』という事になります。

 

知らないモノは買えない・・・当たり前過ぎるといえばその通りなのですが、非常に重要なことです。
上記の例が正にそれですね。

 

「当店のウズラは、生のものを仕入れてお店で茹でているので、食感や甘み・香りの違いをお楽しみくださいませ」などという情報提供があれば、誰にでもその違いが分かるはずです。

 

法人営業でもそうですがお客様が「無関心」であった場合は、話題転換を行ってニーズを探りますよね。
それと同様、人は関心がないものに対しては感度がゼロになってしまいます。

 

だから、関心を持って頂く準備段階として『告知』が必要なのです。
しかし告知する上で注意すべきなのは、その情報がお客様にとって『価値あるもの』でなければ『関心』には発展しません。

 

『知覚品質と告知品質』

ここで伝えるべき品質について注意しておくことがあります。

 

それは、『知覚品質』と『告知品質』についてです。

 

知覚品質とは、他の製品やサービスに対して、その製品の価値や優位性を、お客様自身がハッキリと理解できている品質感を言います。

それに対して告知品質とは、お店や企業側が伝えている品質感のことです。

 

紛れもなく購入に繋がるのは『知覚品質』です。

 

例えば美容製品について「時間をかけてゆっくりと丁寧にコラーゲンを抽出しました」というコピーがあったとします。

 

この場合『時間をかけて』という部分が、お客様のメリットに繋がる情報提供があり、それをお客様が理解されていれば知覚品質ですが、そこが不明瞭であれば『時間をかけて』というのは企業側にとっての『告知品質』でしかありません。

 

この場合、製品の『善し悪し』ではなく伝え方の違いで評価が変わってくるという事です。

 

製品が伝えたい品質感により、伝えるべきメディアや告知方法も変わってきます。
チラシだけでなく、冊子やセミナー、さらには『人』=スタッフもメディアの一部です。

 

「ウチの製品はモノが良いから・・・」で安心していませんか?

 

【まとめ】
『告知』も『お客様目線』で行いましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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