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2017/06/21

店舗視察例:QUALITY FOOD CENTER

今回は、シアトルにあるQFCというお店を紹介します。

 

QFCは「QUALITY FOOD CENTER」の略で、クローガー傘下で75店舗展開しています。

 

特徴は、ターゲット顧客をユダヤ人向けに設定しているお店であるという点です。
なので、当然ユダヤ人が多く住んでいるエリアを選んで出店しています。
もちろん、それ以外の人もたくさん利用しているんですが、訪問したお店はワシントン大学が近くにあり、ユダヤ人が多く住んでいるエリアでした。
このあたりの「ターゲット顧客の明確化」と、それに連動した「立地戦略の徹底」は、アメリカの革新的スーパーでは当たり前のごとく行われています。

 

では、客層にあったお店づくりはどうなっているのか、その点を視察してみました。

 

下記の写真を見ていただくと分かると思いますが、食品スーパーとは思えない、まるで植物園のような美しい生花売り場になっています。
というのも、ユダヤ人はワインとお花が好きらしく、世界のユダヤ人街を見ても確かに街の至るところに花が飾られています。
ですから、ターゲット顧客のニーズに合わせた売り場づくりを行っているのです。
当然、店内にワインセラーもあります。

 

また「Kosher(コーシャ)」というユダヤ教で定められている食べ物に関する規定に沿った売り場がありました。
実は、このお店の真ん前にSafewayというアメリカで1300店舗を超えるチェーン展開をしているスーパーがあったのですが、このQFCでは「Kosher」に代表されるようなユダヤ人向けの独自コンセプトで対抗できているとのことでした。
このあたり、大手に対抗する「独自化」戦略の手本になるかと思います。

 

食材は、アメリカでは定番になっているオーガニックも揃えていますが、以前紹介したニューシーズンズの徹底したコンセプトに比べると品揃えも内容も弱いです。
やはり、このQFCの独自性は「Kosher」だと思います。
生き残っているお店には、それなりの理由(明確なコンセプト)がありますね。


店舗外観


生花売り場


Kosher(コーシャ)


ワインセラー

 

それぞれの写真を見ていただくと、独自のコンセプトが伝わるかと思います。

皆様のお店のコンセプトは明確になっているでしょうか?

      

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田中 潮

店舗向け顧客管理システム営業、地域密着型成功小売店のアメリカ視察を経て、10年以上に渡り店舗業向けのデータ分析・マーケティングアドバイス業務を行う。
理論だけでない、具体的な事例を多数紹介したセミナーは参加者から高い評価を受けている。

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